ガソリン価格…約4割は税金?「当分の間税率」「トリガー条項」「二重課税」ガソリン価格どう決まる?
■ガソリン価格の内訳は…4割が税金?
ガソリン価格の内訳について見ていきます。
ガソリン価格は、ガソリン自体の価格に税金が上乗せされて決まっています。
ガソリン価格はおよそ4割が税金となっています。
この状況を皆さんどう考えているのか、街で話を聞いています。
街の人「税金が高いのはわかっているが、もう少し何とかならないかと思う」
街の人「山形は車がないと生活が厳しい。ガソリンは必要なので安くしてほしい」
こうした声を受けて、JAFが国に対し異例の声明を出しています。
「当分の間税率の廃止」と「Tax on Taxの解消」をしてくださいとしています。
これはどういうことか、一つずつ問題を見ていきたいと思います。
■25.1円分の当分の間税率とは?
まずは「当分の間税率」とは何か。
ガソリンの価格のうち「25.1円分が当分の間税率」となっています。
これは、1974年から当分上乗せとしてスタートした税金で、最初は道路を作るためのお金に充てられていたものです。
それが当分の間といいながら40年以上も継続している税金ということになります。
これをなくしたらどうかということです。
政府もここにちょっと逃げ道を作っていて、それが「トリガー条項」というものです。
「ガソリンの価格が160円以上になった状態が3か月続くと発動する。それがトリガーとなって発動する条項」ということです。
そうすると、この25.1円分を自動的に安くすることが法律で決まっています。
ところが発動されていない。なぜかというと、現在は東日本大震災からの復興に費用を当てることを名目に凍結されているから発動されてないんです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2487d5db22608914945d6...
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