生々しいタイヤ痕 脱輪後に対向車線にはみ出したか 正面衝突で4人死亡 北海道大樹町
北海道大樹町の道道できのう、軽乗用車と乗用車が衝突し4人が死亡。
またも悲惨な重大事故が起きてしまいました。
警察は軽乗用車が脱輪したあと、対向車線にはみ出したとみて詳しく調べています。
大樹町生花の事故現場では、一夜明けたきょう、道路脇には花を手向ける人の姿が…
(献花した人)「同じ孫の世代で命を落としてかわいそうだなと思って。田舎道だし車の通りは少ない。スピードで曲がり切れなかったのではないか」
路外に転落した軽乗用車。
左側面は原型をとどめていないほど大きく損傷。
乗用車も特に右側が激しく壊れていて、事故の衝撃がうかがえます。
事故があったのは大樹町生花の道道で、現場は緩やかなカーブとなっていました。きのう午前7時半ごろ、軽乗用車と乗用車が正面衝突。
軽乗用車には18歳から19歳の男性4人が乗っていて、このうち軽乗用車を運転していた釧路町の会社員・渋谷純来さんら3人が死亡。
乗用車には66歳の男性と90代男女のあわせて3人が乗っていて、このうち堀井フユさん92歳が死亡しました。
(武田記者)「軽乗用車は左カーブを曲がってきて、この辺りで乗用車と衝突しました」
現場のタイヤの痕などから、軽乗用車が一度左側に脱輪したあとに対向車線にはみ出したとみられています。
現場となったカーブの手前には軽乗用車が脱輪したとみられる痕跡が。さらに道路上にも生々しいタイヤの痕が残されていました。
軽乗用車に乗っていた4人のうち、運転していた渋谷さんを除く3人は、釧路高等技術専門学院の1年生で自動車整備を学んでいました。
(釧路高等技術専門学院 角田光弘学院長)「残念な事故が発生した。今は亡くなった訓練生とほか2名のご冥福をお祈りすることしかできない」
軽乗用車の4人は、自動車レースを観戦するため更別村に向かっていた。
警察は軽乗用車が対向車線にはみ出したとみて、過失運転致死傷の疑いも視野に事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a6a16aa411ba7af1721e...
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