
もやし生産者協会によると、2009年に235あった全国の生産者は、
2026年度初めには86まで減少、約17年間で6割以上が姿を消した計算です。
生産者の減少には大手企業への集約も関係していますが、供給元が
限られることで、一社の事業停止が多くの飲食店に影響する危険性も
浮き彫りになりました。
天候の影響を受けにくく、一年を通じて安定した生産が可能なことから、
スーパーでは安売り商品の代表格となってきました。しかし、製造工程は
決して簡単ではなく、栽培室では温度や酸素濃度を細かく管理し、発芽に
よって発生する熱を水で冷却する必要があります。
さらに、傷みやすいモヤシを新鮮な状態で店頭に届けるため、深夜から
収穫や包装、出荷作業が行われており、原料価格が約10年間で3倍に上昇
する一方、販売価格は下落していた実態が明かされています。
当時、担当者は1袋38〜40円程度が継続的な生産を可能にする小売価格の
目安と説明していましたが、実際には18円ほどで販売されるケースも
あったといいます。
そこへ追い打ちをかけたのが、燃料費や電気代、人件費などの高騰で、
かつて生産者が警告していた経営危機は、いまや飲食店の営業にも影響
する問題となっています。その低価格を維持する裏側では、生産者が厳しい
コスト負担に耐え続けています。
私たちがモヤシを買い続けられる未来のためにも、安ければ安いほどよい、
という考え方を見直す時期に来ているのかもしれません。
https://mataiku.com/articles/moyashi-gyokai-crisis...
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