【また水害】日本列島で「線状降水帯」がこれほど
続発するのはなぜか…豪雨を凶暴化させる
「空のベルトコンベアー」の正体
https://www.asagei.com/excerpt/34940... なぜ日本では、これほど線状降水帯が猛威を振るうのか。
気候問題に詳しいジャーナリストは、
「温暖化に伴って海水温や気温が上がり、大気中の水蒸気が
増えています。気温が1度上がると、空気が含むことのできる
水蒸気は約7%増えます。海水温の上昇も、水蒸気の供給を
後押しする。つまりは『雨の材料』そのものが増えている
ということ。その大量の水蒸気を運んでくる経路のひとつが
『大気の川』となっています。目には見えませんが、空に
巨大なベルトコンベアーが通っていると考えれば分かりやすい
でしょう。もともとあった輸送経路に温暖化で増えた水蒸気が
載せられ、豪雨を激しくする条件が整いやすくなっているんです」
「偏西風の蛇行などで前線が停滞し、流れ込んだ湿った空気が
前線や山地で持ち上げられると雨雲が生まれます。さらに上空の
風の条件が揃うと、次々に発達する積乱雲が同じ経路を通る。
ひとつの雨雲が弱まっても、後続がやってくるわけです。
単発のにわか雨がバケツをひっくり返すようなものなら、
線状降水帯は『蛇口を全開にしたホース』。何時間も同じ場所に
水を注がれれば、川も排水設備も耐えきれなくなる。雨雲を生む
昔からの仕組みに、増大した水蒸気の供給が重なることが、
被害を深刻化させているのです」
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