●「自民党の議員に頼っていくらの予算が必要だというところに、多く回すのが当たり前の話ですから」
●「私は今ですね、筆頭副幹事長(当時)という立場になってですね。“幹事長室にちょっと来てくれ”と言えば、こんなことができるんですね」
これら発言はすでに各社から大きく報じられ、批判を集めているが、ここではその人間性も垣間見える別の発言をご紹介しよう。それはそもそものきっかけとなった週刊新潮の取材において記者に向かって発した一言である。最初にこの件を報じた同誌記事(10月8日号)では、直撃をした記者とのやり取りは簡略化されて、以下のように書かれている。
(記者)今年度の那須烏山市と那珂川町の道路予算を大幅に削減したとの発言。実際にカットさせましたか。
(簗氏)我々はそういうこと、できる立場にないでしょ。行政がやることだから。
(記者)音声も確認している。大臣が発言された?
(簗氏)おぼえてない。
以上はあくまでも記者とのやり取りの要旨である。
では実際の記者とのやり取りはどのようなものだったのか。一問一答を忠実に再現した記事(新潮QUE掲載「実際にそんな権限はないんだよ」――簗和生農林水産大臣の予算削減問題を直撃「一問一答」【全文公開】)から、その一部を見てみよう。
(記者)もしも発言が真実でしたら問題となるかと存じます。
(簗氏)何が問題なの? どういうことが問題なの? ちゃんと言ってみな。
(中略)
(記者)(予算削減などの)発言していたら問題ではありませんか。
(簗氏)どう問題なの?
(記者)3区の住民の方々は…
(簗氏)(記者の言葉を遮り)実際にそんな権限はないんだよ。そんな権限はないんだよ。議員にはそんなこと出来ないんだよ。
(再び記者の言葉を遮り)だから、何が問題あんの? いや、あなたがそれを問題視してる理由が私には分からない。何故かというと、そんなこと出来ないから。
(記者)出来ないのに、そうした発言を簗先生がされたら、言葉が力を持ちませんかね?
(簗氏)私は全然そうは思わないね。
こうした発言を、直撃取材に気が動転して心にもないことを口にしたと捉えるか、本音が口をついて出たと捉えるか、それは有権者の判断だろう。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/...
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