
←テレタイプの思い出
今はコンピュータとのやり取りは画面+キーボード(ですら無く直接タッチのフリック入力だったり)が当たり前だが、
昔はそんな物は無く、テレタイプでやり取りしてたんだ。
JCL(ジョブコントロールランゲージ)をひたすら打ち込んでコンピュータに目を覚ましてもらう。
「HALLO!」から始まってね。今のようにスイッチオンでウィンドウズが立ち上がるなんて、とてもとても。
そうそう、今はPCやスマホはスイッチオンですぐ操作が可能になって使えるが、昔のコンピュータは大変だった。
まずカートリッジに入ったハードディスク(40センチ位はあったな)をよいしょと棚から取り出しガチャリとセットする。
ハードディスクの容量は1MBで3.5インチフロッピーより少ない(ビックリ)。もちろん当時は3.5インチフロッピーなんて無かったが。
でも1MBでも無限の容量に見えたぞ。なにしろ紙カードは一枚あたり80文字だからな。
あっ、5MBとか10MBの超大容量(爆笑)のもあったぞ。
もちろんセットしたらすぐに準備完了とはならない。
くだんのJCLを打ち込んでハードディスクに目を覚ましてもらう。
レディ状態になるまで10分あるいはもっとかかったかな。この間に食事に行ったりしたっけ。
あっ、もちろんコンピュータは冷房ガンガン効いたコンピュータ室に鎮座していて、コンピュータを使うには「失礼します」と最敬礼して入室(ってくらい特別感)。
室内では当然飲食は禁止な!
このようにひたすらコンピュータに呪文を打ち込み、やっと使えるようになるんだ。
しかしこの長い呪文JCLを覚えておいて空で打ち込む神プログラマーは稀だ。だから紙カードに打ち込んで読み込ませるという手もある。
だがこいつは1枚に1行分しか入力出来ない。例えば「JOB」という1行だけで1枚使う。
コンピュータに起きてもらうJCLだけで紙の束はかなりの重さだ。持ち運びが大変。
パーソナルコンピュータなんて概念はないからプログラマーは思いカードの束を抱えてあちこち移動する。
落としてぶちまけたら涙目だ。1枚1枚拾って番号を調べて、涙を流す。
もうひとつ、紙テープに打ち込んでおく方法もある。紙テープはくるくる巻いておけるから、取り扱いに便利でしかも紙カードより断然軽い。
テレタイプのキーボードの左側には、紙テープの読み取り装置がついている。
更に読み取り装置の隣には紙テープの穿孔装置もついているからテレタイプのキーボードを打ち込んで新しい紙テープが作れちゃう。
紙テープは神テープ。私のお勧めは断然紙テープだ(苦笑)。
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