沖縄県名護市辺野古沖の船転覆事故で女子生徒が犠牲となった同志社国際高校(京都府)は40年以上、沖縄への研修旅行を通じて平和学習を実施してきた。
「平和を作り出す人となる」(西田喜久夫校長)。研修旅行の〝崇高な目的〟とは裏腹に、事故後明らかとなったのは安全管理の不備の数々だ。
「生徒の命を預かるという認識があまりにも欠けている」。保護者は憤り、責任感を欠いた姿勢に現役教員からも非難の声が上がる。
■「足元の平和も守れない学びは平和学習ではない」 その一方で…
「自分たちの足元にある平和も守れない平和の学びは、平和学習ではない」。関係者によると、西田校長は10日にあった同校始業式で生徒らにこう話した上で、謝罪。
直接的な原因は私たち(学校側)にある訳ではないが、防ぐことはできた―という趣旨の説明をしたという。
学校のアピールポイントでもあった沖縄への研修旅行。平成27年からは陸上から辺野古を見学するコース、令和5年には乗船プログラムも始まった。
ただ実態は、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する「ヘリ基地反対協議会」が運航する国に未登録の抗議船に生徒だけを乗船させ、出航判断も船長に丸投げするものだった。
事故後の3月17日、西田校長は記者会見で、事故で死亡した抗議船船長の金井創(はじめ)牧師(71)への信頼感から、生徒らの乗船を許可したと説明した。
しかし同24、25日に同校が開いた保護者説明会では「見るからに古くて小さな船になぜ乗船させたのか」
「天候はどこまで把握していたのか」など安全対策や平和学習のあり方を巡り質問が集中。引率教員が体調不良を理由に同船しなかった点にも厳しい非難が相次いだ。
https://www.sankei.com/article/20260418-3CCCF6DMDZMC5...
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