■「中国で踏切に出合うことなく中国語標識がないのは不備」
神戸市垂水区の踏切で2025年1月、中国人観光客の女性2人が山陽電鉄の電車にはねられて死亡した事故をめぐり、
2人の両親が山陽電鉄と運転士に計約1億3900万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、神戸地裁であった。
山陽電鉄側は争う意向を示した。
事故は25年1月9日に起きた。死亡した2人は踏切内のJR西日本と山陽電鉄の計4本の線路を北側から歩いて通過した後、
南側の遮断機の内側で山陽電鉄の電車にはねられた。進行方向にあった国道2号の信号待ちをしていたとみられる。
遺族側は訴状で、信号待ちの本来の待機場所とされた遮断機と国道の間は当時、約1.25メートルと狭く、急勾配だったため、
2人が遮断機の内側を待機場所と勘違いした可能性があると指摘。
「山陽電鉄は危険性を認識しながら事故の防止策を怠った」などと主張していた。
一方、山陽電鉄側は答弁書で、待機場所の形状を踏まえても待機に支障はなく、「事故の発生につながったとは全く考えられない」などと主張。
踏切には遮断機や警報機など必要な保安設備が設けられ、運転士も2人の姿を確認後すぐにブレーキをかけたなどとして、「注意義務違反はなかった」などと反論した。
◆中国人2人は警報機が鳴ってもスマホで撮影していた
その上で、2人は警報音が鳴り始めて遮断機が下りた後もスマートフォンで付近を撮影し続けていたとし、「(2人の)落ち度は非常に重大」などと主張した。
この日は遺族側の意見陳述もあり、「想像しうる最大の苦しみを受けている」とする書面を代理人弁護士が代読した。
https://www.asahi.com/articles/ASV2W2TB4V2WPIHB00BM....
返信する