外務省、中国政府に弁明のため外務省局長を北京に派遣


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098 2025/11/18(火) 23:18:56 ID:f7SB1aaT3Y
アメリカが「中華人民共和国政府を中国の唯一の合法政府」と承認しつつも(一つの中国政策)、中国が台湾を武力で統一することに反対し、台湾を支援するのには、法的な根拠と、地政学・経済・価値観に基づいた戦略的な理由があります。

これは、アメリカの対台湾政策が、中国との関係正常化(外交関係樹立)と、台湾海峡の平和と安定の維持という、二つの相反する要素を両立させるために採っている**「戦略的曖昧さ」**の上に成り立っているためです。

1. 🇺🇸 武力統一を拒否する理由
アメリカが中国の武力統一を拒む最大の理由は、「一つの中国政策」を採る際の前提条件が満たされないためです。

A. 平和的解決への期待
アメリカと中国が国交を樹立した1979年の「米中共同コミュニケ」において、アメリカは「台湾の未来が平和的に解決されることを期待する」ことを基礎として、中国を承認しました。

つまり、アメリカの「一つの中国政策」は、台湾問題の解決が平和的手段によって行われることを前提としており、武力行使や強制は、この前提を破る行為とみなされます。

B. 地政学・戦略的利益の確保
武力統一を拒否するより深い理由として、アメリカ自身の安全保障と世界戦略があります。

「第一列島線」の維持:台湾は、九州、沖縄、フィリピンなどを結ぶ**「第一列島線」と呼ばれる戦略的なラインの中心に位置しています。台湾が中国の支配下に入ると、中国人民解放軍の活動範囲が太平洋に大きく広がり、日本の沖縄やグアムなどの米軍基地が脅威にさらされ、西太平洋におけるアメリカの覇権的地位が根本的に揺らぎます**。

民主主義の防衛:台湾は、東アジアで成功した民主主義の模範であり、自由主義・民主主義というアメリカが掲げる価値観を共有しています。その武力による併合は、権威主義体制による民主主義への攻撃として捉えられます。

経済・サプライチェーンの防衛:台湾は、世界の最先端半導体製造の重要な拠点です。有事や中国による支配は、世界のサプライチェーンを寸断し、特にアメリカのハイテク産業に壊滅的な打撃を与えます。

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