
彼に付きまとう噂としては、事件当時彼はロシアに左遷されていたとはいえ、
サリンの事、殺人の事など不自然なほど「自分は知らなかった」と語る。
しかし、オウムの幹部クラスの中で刑罰があまりにも軽すぎるし、
そのような事から、上祐氏は検察と司法取引をしたのでは?と言われている。
そしてテレビでいつも一緒にいたあの横山悪徳弁護士は、
持ち前の悪知恵を使ってうまく自分自身の刑を軽くさせ、
いまもシャバで伸び伸び暮らしていると言う。
オウムは、ヤクザ、極左集団、共産圏の国々からの経済的な支援、
覚醒剤、軍事技術、様々な闇の組織と連携していた事が判明している。
日本を食い物にしたい連中や、イデオロギー的に日本を陥れようとする連中と利害の一致があった事が、
あそこまでデカいカルトテロ集団を生んだのだと思う。
オウムの信者は高学歴が多いと言われているが、
それはあくまでも偏差値の世界の中だけの話。
高学歴の人間は、答えが有るものに対しては、ずば抜けた能力がある一方、
答えが無いものに対しては、混乱し、結論を一気に図ろうとする。
彼らにとって宗教は手っ取り早い答えの出し方だったのかもしれない。
麻原の思想が旧日本帝国やヒトラーのリバイバルという上祐氏の視点は、
その時代、”何を求めていた人達に支持されたか”という点で全く別物と言っていい。
物質的な豊かさを求めたのが、旧日本帝国やヒトラーであり、
精神的な豊かさを求めたのが、オウムの信者だろう。
1980年代後半、日本のバブル期は老若男女、日本の歴史上、誰しもが金持ちになれた時代であり、
それと同時に、物質的な豊かさから精神的な豊かさを求める時代に突入した起点になった時代でもある。
そこにカルト宗教がうまく入り込んできたのでしょう。
そこは上祐氏が言うように、その土壌がどこか続けば日本ではなくても他の国でも同じような事は起きる。
上祐氏は「麻原とは決別した」など様々なメディア等で断言しているが、上祐氏が2012年に書いた「オウム事件17年目の告白」では、
実際は「決別しただけ」のようで、麻原のスピリチュアル能力やオウム時代の自分の神秘体験をまだ信じている。
関西のローカル番組に「そこまで言って委員会」と言う番組がありますが、
そこにゲスト出演した際にも、上祐は下記の様に言っている。
「麻原の人格と、麻原の霊能力は別物」
「麻原は自分の体の悪い部分を当てた」
デイリーモーションと言うフランスの動画サイトにまだその映像が残っている。
https://www.dailymotion.com/video/x14prc... 他にも「麻原には一定の霊能力があったが、能力は低い方だと思う」と言う発言もあった。
要は上祐氏の麻原のマインドコントロールは完全に解けてはいない。よって公安に上祐氏も「ひかりの輪」も、いまだにガッツリマークされているという事になる。
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