>>15 イタリアとドイツは大統領よりも首相の方が権限が強い
だからG7などの首脳会談に出席するのも必ず首相の方
ちなみに、対ロ政策ではメローニ首相もマッタレッラ大統領と同じ見解
●メローニ首相
「ウクライナの人たちの降伏によってもたらされる平和は真の平和ではない。
ウクライナの降伏はロシアによるほかのヨーロッパの国々への侵略の始まりでしかない」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230222/k1001398758... それと、ロシアによる再侵攻を防ぐ手立てを講じないトランプ和平案については
●メローニ首相
「トランプは、誰か(ロシア)が破る可能性のある合意を許すわけにはいかない」
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/vismoglie/2025/03/p... メローニはイギリスと同じ対ロ強硬派だが
現実的に、アメリカのケツ持ちのない欧州単独での派兵では抑止力として不十分であり
アメリカを正気に返らせてNATO一丸となってこそ抑止力が機能すると考えている
だからメローニは現段階(アメリカ抜き)での派兵には否定的
不十分な抑止力は敵に挑戦の余地を与えてしまうため
たとえ守りきれても人的損害が発生してしまう
一方、十分な(圧倒的な)抑止力は敵に挑戦の余地すら与えないため
人的損害ゼロで守りきることができる
だったらアメリカをNATOに引き戻して且つウクライナもNATOに加盟させ
「戦わずして勝つ」必勝策こそ希求すべきではないのかという考え
NATOからのアメリカの足抜けを防ぐことはイタリア自身の安全保障にも直結するしな
何にせよ、トランプを改心させられなくてもあと3年10か月待てば次の大統領に交代
3日で負けると思われていたウクライナが何やかやで3年1か月持ち堪えたんだ
(旧ソ連の侵攻を受けたアフガンなんて11年持ち堪えて、逆にソ連の方が崩壊した)
冷静に考えれば、停戦だ和平だなんてトランプが一人で言いだして一人で騒いでるだけで
実は、今慌ててそれをする必要なんてどこにもない
トランプの任期が切れるまで泥沼の戦争をあと3年10か月戦い抜くという選択肢もあることを忘れちゃいけない
参考:
メローニ首相のリーダーシップと欧米協力、ウクライナ戦争の行方
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/vismoglie/2025/03/p...
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