旧ジャニーズ 元所属タレント「米で性被害」米裁判所に提訴 460億円余りの賠償を求める
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旧ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏による性加害問題で、元所属タレント2人が滞在先のアメリカで喜多川氏から性的暴行を受け、身体的・精神的な苦痛を受けたなどとして、ジャニーズ事務所から社名を変えた会社などに対し、合わせて3億ドル、日本円で460億円余りを求める訴えをアメリカの裁判所に起こしました。
アメリカ西部ネバダ州の裁判所に訴えを起こしたのは、旧ジャニーズ事務所に所属していた田中純弥さん（43）と、飯田恭平さん（37）です。
訴状によりますと、田中さんは、当時15歳だった1997年、喜多川氏とともにネバダ州ラスベガスを訪れた際、宿泊先のホテルで性的暴行を受けたとし、また飯田さんについても2002年、14歳のときに、同じホテルで喜多川氏から性的暴行を受けたとしています。
2人は、身体的・精神的な苦痛を受けたなどとして、現地時間の18日、ジャニーズ事務所から社名を変えた「SMILE-UP.」や旧事務所のタレントが所属する「STARTO ENTERTAINMENT」などに対し、合わせて3億ドル、日本円でおよそ460億円余りの賠償を求めています。
今回の訴えについて2人の代理人の弁護士はNHKの取材に対し、「ネバダ州では今回のケースは時効の対象にならないため、訴訟を継続することができる。2人にはアメリカで起きた犯罪と同じ水準の補償を受ける権利がある」としています。
原告のうち、田中さんは「今回の訴訟がいずれ日本の遅れている法制度や人権意識を変えていくきっかけになれれば」とコメントしています。
この問題をめぐっては、被害者への補償交渉を続けている「SMILE-UP.」が12月13日、ホームページ上で、被害の申告があった人のうち、これまでに530人に補償金を支払ったとしています。
●SMILE-UP.「補償の公平性にも配慮しながら全力で取り組む」
ジャニーズ事務所から社名を変更した「SMILE-UP.」は「今回、米国で訴訟を提起されたと報じられている方々は、従前、日本国内にお住まいであり、米国の裁判所には管轄は認められないものと考えております。弊社は、米国の弁護士にも相談しながら、今後の対応を進めてまいります。これまでも、被害にあわれた方々に真摯に向き合い、迅速かつ適切な被害救済に努めてまいりました。引き続き、補償の公平性にも配慮しながら全力で取り組んでまいります」などとコメントしています。
●STARTO ENTERTAINMENT「訴状が届き次第 然るべき対応」
旧事務所から移籍したタレントのマネージメントなどを行っている「STARTO ENTERTAINMENT」は「当社はSMILE-UP.とは資本関係を有せず、また経営も分離した全く別の法人として設立されました。米国における約465億円の賠償を求める訴えについては当社は無関係の立場にあり、本件について提訴される理由がないため、大変困惑しております。訴状が届き次第、事実関係を確認の上で然るべき対応をいたします」などとコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241219/k1001467278...
アメリカ西部ネバダ州の裁判所に訴えを起こしたのは、旧ジャニーズ事務所に所属していた田中純弥さん（43）と、飯田恭平さん（37）です。
訴状によりますと、田中さんは、当時15歳だった1997年、喜多川氏とともにネバダ州ラスベガスを訪れた際、宿泊先のホテルで性的暴行を受けたとし、また飯田さんについても2002年、14歳のときに、同じホテルで喜多川氏から性的暴行を受けたとしています。
2人は、身体的・精神的な苦痛を受けたなどとして、現地時間の18日、ジャニーズ事務所から社名を変えた「SMILE-UP.」や旧事務所のタレントが所属する「STARTO ENTERTAINMENT」などに対し、合わせて3億ドル、日本円でおよそ460億円余りの賠償を求めています。
今回の訴えについて2人の代理人の弁護士はNHKの取材に対し、「ネバダ州では今回のケースは時効の対象にならないため、訴訟を継続することができる。2人にはアメリカで起きた犯罪と同じ水準の補償を受ける権利がある」としています。
原告のうち、田中さんは「今回の訴訟がいずれ日本の遅れている法制度や人権意識を変えていくきっかけになれれば」とコメントしています。
この問題をめぐっては、被害者への補償交渉を続けている「SMILE-UP.」が12月13日、ホームページ上で、被害の申告があった人のうち、これまでに530人に補償金を支払ったとしています。
●SMILE-UP.「補償の公平性にも配慮しながら全力で取り組む」
ジャニーズ事務所から社名を変更した「SMILE-UP.」は「今回、米国で訴訟を提起されたと報じられている方々は、従前、日本国内にお住まいであり、米国の裁判所には管轄は認められないものと考えております。弊社は、米国の弁護士にも相談しながら、今後の対応を進めてまいります。これまでも、被害にあわれた方々に真摯に向き合い、迅速かつ適切な被害救済に努めてまいりました。引き続き、補償の公平性にも配慮しながら全力で取り組んでまいります」などとコメントしています。
●STARTO ENTERTAINMENT「訴状が届き次第 然るべき対応」
旧事務所から移籍したタレントのマネージメントなどを行っている「STARTO ENTERTAINMENT」は「当社はSMILE-UP.とは資本関係を有せず、また経営も分離した全く別の法人として設立されました。米国における約465億円の賠償を求める訴えについては当社は無関係の立場にあり、本件について提訴される理由がないため、大変困惑しております。訴状が届き次第、事実関係を確認の上で然るべき対応をいたします」などとコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241219/k1001467278...
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そんな中、Xでは、《LA公演に藤島ジュリー景子元社長が来場》という投稿が話題になっている。ロスの会場にSTARTO社の社長である福田淳氏だけでなく、旧ジャニーズ事務所の社長である藤島ジュリー景子氏の姿があったと多数の投稿があり話題となっている。 昨年５月、ジャニー喜多川元社長の性加害問題について、当時のジャニーズ事務所社長・ジュリー氏が初めて謝罪した。「今後わたしは補償とタレントの心のケアに専念し、それ以外の業務には一切あたりません」と声明を出し、エンタメ業界から完全に去ったはずだった。ジャニーズ性加害問題当事者の会は今年9月に解散となったが、補償業務はまだ終わりが見えていない。
今月8日にはさいたま簡易裁判所で、元代表・石丸志門氏と『SMILE―UP．』（スマイルアップ）との第3回調停が行われた。石丸氏が掲示額1800万円に不服を申し立てたところスマイル社は200万円上乗せし2000万円提示したという。石丸氏は過去の別の性加害事件の裁判で4000万円という判例があったことを持ち出し、「スマイルアップは『法を超えた補償をする』と昨年の会見で言っていました。法のもとでの裁判で4000万円の支払い命令が出ているのに、それよりも少ないのはおかしいんじゃないですか？」と不満を口にした。その裁判の翌週に藤島ジュリー氏はTravisのＬＡ公演に姿を見せていたのだ。
《これ本当だとしたら、スマイルとスタートがまだ繋がってるという話になって、「経営分離」が怪しまれるんだけど…？》《ジュリーさんと福田社長もロサンゼルスに公演に来ていたのなら、何か契約変更とか新しい契約とかかなぁ》《補償業務に専念するはずが、どういうことですかね？》と疑問の声も多数上がっている。 「NHKの稲葉会長はこの１年間スマイル社が『被害者補償と再発防止の取り組み、両社の経営の分離も着実に進んでいることが確認できた』として、今年の紅白にいわゆる旧ジャニーズ枠を復活させると発表しました。しかし、もし影響力の大きいジュリー氏がまだタレントと接触しているなら“補償に専念する”という話に疑念が生まれても仕方ないでしょうね……」
https://friday.kodansha.co.jp/article/395802?page=...
そんな中、Xでは、《LA公演に藤島ジュリー景子元社長が来場》という投稿が話題になっている。ロスの会場にSTARTO社の社長である福田淳氏だけでなく、旧ジャニーズ事務所の社長である藤島ジュリー景子氏の姿があったと多数の投稿があり話題となっている。 昨年５月、ジャニー喜多川元社長の性加害問題について、当時のジャニーズ事務所社長・ジュリー氏が初めて謝罪した。「今後わたしは補償とタレントの心のケアに専念し、それ以外の業務には一切あたりません」と声明を出し、エンタメ業界から完全に去ったはずだった。ジャニーズ性加害問題当事者の会は今年9月に解散となったが、補償業務はまだ終わりが見えていない。 今月8日にはさいたま簡易裁判所で、元代表・石丸志門氏と『SMILE―UP．』（スマイルアップ）との第3回調停が行われた。石丸氏が掲示額1800万円に不服を申し立てたところスマイル社は200万円上乗せし2000万円提示したという。石丸氏は過去の別の性加害事件の裁判で4000万円という判例があったことを持ち出し、「スマイルアップは『法を超えた補償をする』と昨年の会見で言っていました。法のもとでの裁判で4000万円の支払い命令が出ているのに、それよりも少ないのはおかしいんじゃないですか？」と不満を口にした。その裁判の翌週に藤島ジュリー氏はTravisのＬＡ公演に姿を見せていたのだ。
《これ本当だとしたら、スマイルとスタートがまだ繋がってるという話になって、「経営分離」が怪しまれるんだけど…？》《ジュリーさんと福田社長もロサンゼルスに公演に来ていたのなら、何か契約変更とか新しい契約とかかなぁ》《補償業務に専念するはずが、どういうことですかね？》と疑問の声も多数上がっている。 「NHKの稲葉会長はこの１年間スマイル社が『被害者補償と再発防止の取り組み、両社の経営の分離も着実に進んでいることが確認できた』として、今年の紅白にいわゆる旧ジャニーズ枠を復活させると発表しました。しかし、もし影響力の大きいジュリー氏がまだタレントと接触しているなら“補償に専念する”という話に疑念が生まれても仕方ないでしょうね……」
https://friday.kodansha.co.jp/article/395802?page=...
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