■誤植のパッケージには既にプレミアムが
玩具メーカーのMattelが2024年11月10日、商品パッケージにポルノサイトへのリンクを記載した人形を出荷したとして謝罪しました。
Mattelは2024年11月22日公開(日本では2025年春公開予定)の映画「Wicked」のために数多くの商品を制作しました。
今回問題となったのはWickedに登場するグリンダとエルファバが歌う人形です。
これらの人形のパッケージには、Wickedの公式サイトにリンクするURL「wickedmovie.com」が掲載されるはずでしたが、
実際の製品にはポルノサイト「wicked.com」へのURLが記載されていたことが消費者によって発見されています。
該当の製品は対象年齢が4歳以上であったため、多くの消費者からの苦情が殺到。
一部の消費者は「これらの人形を買うのは主に子どもたちと分かっているはずなのに、どうしてこのような事態が起こったのでしょうか。
パッケージを作成した担当者はただちに解雇されるべきです」と批判しました。
これを受けてMattelは「主にアメリカ国内で販売されているMattel・ウィキッド・コレクションの人形のパッケージに誤植があることを把握しています。
私たちは消費者を公式の『www.wickedmovie.com』に誘導することを意図していました。
私たちはこの事態を深く遺憾に思い、これを修正するためにただちに行動を起こしています。
保護者の皆さまには、誤植のある不正確なパッケージはお子様に適していないため、パッケージを破棄するか、該当のURLを隠すことをお勧めします」と述べました。
さらにMattelは2024年11月10日中に、該当の製品を小売店やAmazon.comなどから撤去する措置を取っています。
なお、誤植のあった人形はオークションサイトのeBayなどで正規の販売価格を大幅に超える高値で取引されており、
定価が24.99ドル(約3843円)から39.99ドル(約6151円)のところ、2000ドル(約30万7634円)弱の値が付いています。
https://gigazine.net/news/20241112-mattel-apologize...
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