■一度も会うことなく…SNS型ロマンス詐欺
90人ほどの男性から約1億300万円をだまし取っていたとみられる井田容疑者。
その手口はどのようなものだったのでしょうか。
井田容疑者は少なくとも4つのアプリを使いターゲットの男性に接触。
「カカオトーク」「ライン」などのSNSアプリに誘導していたといいます。
すると、言葉巧みにウソを重ねていきます。
井田容疑者は無職ですが、SNS上ではキャバクラ嬢で「ゆう」と名乗っていたといい、男性に送ったメッセージは…
「死にたい。仕事でキャバ(クラ)なんだけど、給料もらってお金をロッカーに入れてたの。
そんでね、子どもを系列の託児所に預けてるからその代金を店長に払わなきゃいけなくて、渡そうと思ったら、ロッカー見たら全部無くなってて」
ロッカーに入れていた金が盗まれたとウソ。
井田容疑者が男性に送っていたメッセージ(一部抜粋)
「先月まで親が残した借金の返済をしてたから貯金とかできなかったの。
だから本当に(お金が)なくて」
さらに、親の借金があるとウソ。
井田容疑者が男性に送っていたメッセージ(一部抜粋)
「もう本当にやっていけない。支払い今日まで待ってもらったんだけど、ずっと探してるんだけどアテもなくて。
もう詰んだ、死にたい」
“子どもを育てていてお金に困っている”ことをアピールしていたという井田容疑者。
言葉を信じた男性は現金を2度、振り込んだといいます。
実際に子どもはいたのか、「news zero」は7日に井田容疑者の親族に聞くことができました。
──(井田容疑者の)お子さんは実家?
井田容疑者の親族
「うちで見てる」
──最後に見たのはいつ?
井田容疑者の親族
「6~7年前」(以下略)
ニュース動画
https://youtu.be/Aem0isa4Ydo?si=zDnXREr2PyNUSy0...
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