和歌山県を旅行中に、行方不明になっていたドイツ人男性について、警察は1日に和歌山市沖の海上で遺体で発見され
たと発表しました。
死亡が確認されたのは、ドイツ国籍の大学生・クラウディオ・ヴォルムさん(21)です。
警察によりますと、ヴォルムさんは9月21日に1人で来日。30日から和歌山県に入り、10月10日の午前5時ごろを最後
に、母親との間でやり取りしていたメッセージが途絶えました。
10月16日にヴォルムさんの父親の日本人の友人から「ドイツに住む友人の息子が日本に旅行に行った後、学校が始ま
るのにいまだドイツに帰国しない」などと和歌山県警本部に相談があったというです。
相談の4日前の10月12日、和歌山市の紀の川の河川敷にあるトイレで、ヴォルムさんのパスポートや生活用品などが見
つかっていたということですが、財布や、南海和歌山市駅近くの防犯カメラに映っていたヴォルムさんが背負っていたリ
ュックサックは見つかっておらず、警察は情報の提供を呼びかけていました。
1日に和歌山沖で発見の遺体 DNA型鑑定の結果ヴォルムさんと確認
1日午後2時50分前、和歌山海上保安部に田倉埼沖で「仰向けで人が漂流している」と連絡があり、海上保安部が仰向
けの状態で海上に浮き死亡している人を発見、DNA型鑑定の結果、ヴォルムさんであることが確認されたということで
す。
発見時、ジーンズを着用していたということですが、上半身に服を身に着けておらず、靴はなかったということです。
警察によりますと、遺体は損傷が激しく司法解剖の結果、死因は不詳だということですが、亡くなったのは10月上旬ごろ
とみられています。
さらに10月30日にはJR和歌山駅のコインロッカーからスーツケースが見つかっていたことも新たに分かりました。
警察が死因の特定を進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c96843656f582403fdf4e...
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