日本と韓国をパスポートなしに行き来できる日が来る。
韓国外交部のチョ・テヨル長官が最近開かれた「韓日財界会議」の祝辞を通じて、
「韓国と日本が出入国の簡素化措置のように、国民と企業人の便宜を向上させるための制度的な方策を整備するため、共に頭を突き合わせて協議している」と明らかにしたのだ。
チョ長官は「2006年の相互ビザ免除以来、約20年ぶりに出入国簡素化措置が実現すれば、時間がすなわち競争力である両国の経済人にとって大きな力になるだろう」と期待した。
来年には国交正常化60周年を迎える日本と韓国で、パスポート検査の簡素化が実現すれば、両国間の移動が一層容易になる。
イメージされるのは、欧州の「シェンゲン協定」だ。
2024年6月現在、EU加盟国27カ国中、25カ国(アイルランドとキプロスを除く)と非加盟国4カ国(アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイス)の
計29カ国がシェンゲン協定に基づいて、国境審査の廃止に合意している。
パスポートが必要な現状でも、日本を訪れる韓国人も韓国を訪れる日本人も多い。
今年9月の訪日外国人客を見ると、最も多くの人が日本を訪れた国・地域は韓国で、65万6700人(日本政府観光局)に上る。
一方で、今年8月に韓国を訪れた日本人観光客は32万3000人(韓国観光公社)で、中国(50万6000人)に続いて第2位だ。
しかし韓国のオンライン上では歓迎よりも否定的な意見が目立った。
「なぜパスポートまでなくして行き来する必要があるんだ。他の国なのだからパスポートが必要だろう。勝手に来て隠れ住むかもしれないぞ」
「どこの国がパスポートなしで出入国するのか。それに日本は他国の領土を自分たちの土地だと無理な主張を何十年もしてる」
「これが韓日併合か」といったコメントが共感を集めていた。
https://searchkoreanews.jp/opinion_topic/detail/id=3203...
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