米ネバダ州ラスベガスに、ドナルド・トランプ元大統領の巨大像が突如として現れた。
約13メートルあるこのトランプ像、衣服を一切まとっていない。
肌の質感や垂れ下がったお腹、そして陰部までも妙にリアルに再現している。
大統領選挙が佳境に入るこの時期の“サプライズ”に、有権者の反応は割れている。
地元テレビ局KTNVによると、9月18日、ユタ州に向かう州間高速道路15号沿いにトランプ裸像が出現した。
トランプ氏お決まりのしかめ面をしており、両手が「前ならえ」の状態でクレーンに吊るされている。
素材は発泡スチロールで、重さは約2700キログラムだという。
これは匿名のアーティストによる作品展示で、タイトルは「Crooked and Obscene(ゆがんで、みだらな)」。
制作者はテレビ局に、「この像は政治における透明性、あるいはその欠如についての表明です。
見た人には、政治的影響力について批判的に考えてほしい」と語った。
「政治権力とリーダーシップの複雑さ」について考えを換気し、議論を起こすことが活動の目的だという。
■共和党から非難の声明
反応はさまざまだ。トランプ氏の陰部のサイズに注目する人もいれば、政治観に関係なく「単純に不快」だという意見もある。
アート作品としておもしろがる声が多いが、「これがカマラ・ハリスだったら笑えない」という指摘もあった。
同州の共和党は10月1日、声明を発表し強く非難した。
「ラスベガスを車で通り過ぎる家族は、ショック効果を狙って意図的に作られた不快な操り人形を、否応なく目にすることになります」
「トランプは、この選挙戦においてネバダ州の労働者階級の男女のために立ち上がる唯一の候補者です。
ネバダ州民主党は、このような元大統領のポルノ的な描写を支持するのですか?」
https://www.pen-online.jp/article/017211.htm...
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