ユネスコの世界遺産委員会が27日、日本政府が推薦した「佐渡島の金山」の世界遺産登録が決定したことを受け、
岸田首相は自身のXで「佐渡島金山の世界遺産登録、おめでとうございます!」と祝意を投稿した。
佐渡島の金山について「伝統手工業を極限まで高め、欧米機械化と比肩する日本独自の技術の粋だった佐渡金山」と世界遺産としての価値を強調した上で、
「14年越しの登録です」と登録決定までの長いプロセスを振り返って上で、「地元関係者の皆様、国民の皆様と喜びを分かち合いたいと思います。」と喜びを綴った。
また合わせて首相官邸から発出したメッセージでも「我が国26件目の世界遺産として登録されたことを心から嬉しく思います。」と冒頭、祝意を示した上で、
「日本の宝から世界の宝となった、佐渡島の金山をこれからもしっかりと守り、将来に引き継いでいけるよう、地元関係者の皆さんの取組を支援していきたいと思います。
是非多くの人に、この魅力あふれる文化遺産を訪れていただきたいと思う。
国内はもちろん、世界中の様々な人々が現地を訪れ佐渡島の金山の価値に触れられることを期待している」と新しい世界遺産への訪問を促した。
自民党の「佐渡島の金山世界遺産登録実現PT」座長の橘慶一郎衆院議員も産経新聞の取材に応じ、
「国際社会の理解を得て登録が認められたのは本当に良かった。インバウンド(訪日外国人客)の喚起にもつながるのではないか」と述べた。
政府は当初、昨年の登録を目指したが、書類不備で見送られていた。
橘氏は「気を引き締めて再挑戦した結果だ。政府と地元の努力に敬意を表したい」と語った。
https://www.sankei.com/article/20240727-XWBB25C7W5PVJ...
返信する