ガザ北部の全病院、燃料切れなどで「機能停止」 ８０万人が身を寄せる国連施設も「あと４８時間」

ロイター通信は１３日、イスラエル軍が包囲するパレスチナ自治区ガザ北部ガザ市にあるシファ病院で、発電機の燃料が切れた１１日以降、電力停止により、少なくとも患者３２人が死亡したと報じた。未熟児３人が含まれるという。ガザ保健当局幹部はＡＦＰ通信に「ガザ北部の全病院が機能停止に陥った」と述べた。人道危機の深刻化に歯止めがかからなくなっている。

病院周辺での戦闘も激化している。イスラエル軍は１３日、ガザ市の主要病院クドゥス病院で、市民に紛れたイスラム主義組織ハマスの戦闘員から銃撃を受けて応戦し、戦闘員２１人を殺害したと発表した。パレスチナ赤新月社は病院内のハマス戦闘員の存在を否定した。

イスラエル軍は１３日、ガザ市のランティシ小児病院内部の映像を公開した。映像はイスラエル軍が病院の地下でハマスの武器や爆弾に加え、人質を拘束していた痕跡も確認したとアピールする内容だ。ダニエル・ハガリ報道官は「病院を人間の盾として使っている」と強調し、病院に圧力を強める正当性を訴えた。

一方、国連パレスチナ難民救済事業機関（ＵＮＲＷＡ）は１３日、燃料備蓄庫が枯渇したと発表した。ＵＮＲＷＡの施設には、ガザの避難民約８０万人が身を寄せている。ＵＮＲＷＡガザ事務所のトーマス・ホワイト所長はＳＮＳで「４８時間以内に人道支援が停止する」との見通しを示した。

パレスチナ当局によると、イスラエル軍が１３日、ガザ北部ジャバリヤ難民キャンプを空爆し３１人が死亡…以下ソース

https://www.yomiuri.co.jp/world/20231114-OYT1T50087...

ガザのシファ病院の医師が１２日、公表した未熟児の写真＝ＡＰ

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ガザを潰して運河を作りたいシオニスト

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