建設費10兆円超?
日韓海底トンネルは実現するのか?220km構想の全貌
日韓海底トンネル
この構想は、古くは戦前から存在し、現在に至るまで政治、
経済、そしてナショナリズムの狭間で幾度となく浮上しては沈んできた。
夢の「ユーラシア鉄道」の起点となるのか、あるいは国家安全保障を
脅かす火種となるのか。
日韓海底トンネルの構想は、1930年代の「大東亜縦貫鉄道構想」にまで遡る。
これは当時、日本本土から壱岐・対馬を経て釜山に至る海底トンネルを建設し、
東京から昭南(現・シンガポール)までを鉄道で結ぶ構想であった。
1986年10月には、佐賀県唐津市名護屋で「名護屋調査斜坑」の掘削が開始され、
約470mまで掘削された坑道の一部が現在も残されている。
しかし2011年1月、韓国国土海洋部は韓国交通研究院の調査結果を受け、
「経済性がない」として推進中断を明らかにした。
もしトンネルが開通すれば、その経済的インパクトは計り知れない。
最大の利点は、日本が半島を通じてユーラシア大陸と陸路でつながることだ。
トラックや貨物列車による物流が実現すれば、東京からロンドンまでを
鉄道で結ぶ「鉄のシルクロード」が完成する。
一方で、慎重派や反対派の声も根強い。
指摘されるのが約10兆、試算によっては15兆円規模とも見積もられている
天文学的な建設費用と安全保障上の懸念
「トンネルは国防上の弱点になりかねない」という意見や、韓国側からは
「日本による経済侵略の道筋になる」という懸念、日本側からは
「朝鮮半島の有事や大陸からのリスクが直接陸路で流入する」という不安が
根強く存在する。また、複雑な日韓関係により、協力体制を築くこと自体が
困難な状況にあるのが実情だ。
欧州が地続きの利点を活かして発展したように、このトンネルがいつか
アジアの統合を象徴するゲートウェイになる日が来るのか、
議論はこれからも続いていくだろう。
記事全文
https://kusanomido.com/study/overseas/120600...
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