のど飴が「逆効果」になるメカニズム
良いと思って舐めていたのど飴が、なぜ逆効果になってしまう
のでしょうか。それは、糖分がのどの水分を奪い、唾液を
ネバネバにしてしまうためです。
耳鼻咽喉科専門医の内尾紀彦先生
「ナメクジに塩をかけると縮むのと同じような原理です。濃い
糖分がのどの細胞に触れると、『水分を吸い取る力(浸透圧)』
が働き、細胞から水分が奪われてカラカラの脱水状態になります」
逆効果になるのは、のど飴が「糖分○%以上」という数字よりも、
「休まずなめ続けること」が問題だと内尾先生は指摘。常に飴が
口にある状態だと、のどが休まる暇がなく、脱水ダメージを受け
続けてしまうのです。ノンシュガーのものであっても、あくまで
「一時的な潤い」と考え、四六時中なめ続けるのは避けましょう。
感染対策は「家の防犯」と同じ。
1、門(うがい・手洗い・マスク):ウイルスを敷地に入れない
2、玄関のカギ(のど保湿):ウイルスを粘膜の奥へ侵入させない
(乾燥するとカギが開いて侵入を許してしまう)
3、警備員(免疫力):万が一ウイルスに侵入されても、戦って勝つ
この3段構えをバランスよく行うことが、風邪やインフルエンザの
重症化を防ぐための「最適解」です。年末年始を健康で過ごすために、
今日から「のど保湿」を意識してみてはいかがでしょうか。
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