京都市の中心部から車で30分ほどのところにある、北区・原谷地区。周囲を山に囲まれた、閑静な住宅地です。そん
なところになぜか廃屋だらけの場所があります。
そこは世界遺産・金閣寺から西へ1キロほどいった、住宅地すぐの裏山にありました。
強風で飛んでいきそうなトタン板に、崩れそうな壁。その数、10軒以上。
(記者)
「VIPROOMと書かれていますが、中には優雅なソファーがあるわけでもなく、屋根は崩れ、中はごみが散乱していま
す。」
建物の周辺には、不法投棄された車や家電なども山積みに。近くに住む住民は・・・
(近隣住民)
「土砂崩れが来るとそのへんが全部落ちてきますやん」
「風とか強い日にはトタンとかがいっぱい飛んでくるので、そのあたりが怖いなって」
なぜ、「廃屋」が放置され続けているのでしょうか。その背景に迫ります。
■台風で廃屋からトタン板が飛び・・・
近くに住む吉田典夫さんが案内してくれました。
(吉田さん)
「(上の方の建造物は)ここから2kmほど離れたところにあったフィリピンパブの建物をもってきたんじゃないかと」
巨大な廃屋の真下には住宅が。2023年の台風では、倒壊した廃屋からトタン板が飛び、住宅の屋根にぶつかるなどの
被害が出たと言います。さらに・・・
(吉田さん)「ここ鉄砲水があって、その木なんかは、堆積した泥の上に生えてきたんです」
(記者)「土砂災害とかで危ない地域なんですか?」
(吉田さん)「そうですね。2回くらいあり、1回は下の地域まで土砂が流れました」
廃屋がある付近は、がけ崩れや土石流の恐れがある「土砂災害警戒区域」。住民は不安を感じています。
(近隣の人たち)
「やっぱり風とか強い日にはいっぱい飛んできますんでその辺が怖い」
「トタンやら上に置いてある軽いものが結構飛んできます」
「土砂崩れが来るとそのへんが全部落ちてきますやん」
「危ない、特にここの並びの人は廃墟が家の裏やからね。いちばん危ないと思うねん」
この“危険な廃屋群”、そもそもは一体何だったのでしょうか?続き→
https://news.yahoo.co.jp/articles/72f9c268897e5b5564e3f...
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