上履きをはかずに外履きのままの「一足制」を導入する公立の小中学校が東京都で増えてきています。一方で子ども
たちからは意外な反応も…。
■東京・港区で「一足制」が増えるワケ
「昔、学校って土足ダメだったんですよね、お母さんが言ってた」(小4男子)
「下駄箱でしょ、昔は」(小4女子)
東京の「港区立芝浜小学校」では、子どもたちにとって“上履きナシ”があたりまえ。
登校時も土足のまま校舎へ…昇降口に下駄箱もありません。
フローリングの教室で、授業中も給食中も土足の
ままの「一足制」です。
宮﨑直人校長:
「靴の履き替えがないことで混雑せずスムーズに教室に入ることができる。避難する時もスムーズにできる」
実は東京・港区にある公立小学校の19校中18校は「一足制」。
ほぼ全ての学校が導入する理由を港区教育委員会
の吉野達雄さんに聞きました。
1つは、「子どもの数が増えている」から。
港区では、5〜14歳の子どもの人口が、
【2004年:10699人】⇒【2024年:23985人】と10年で約2.2倍に増加。(※港区HP:4月1日年齢別人口より)
靴箱をなくし、“スペースを確保”することが目的だといいます。
さらに港区の学校周辺には土の道が少なく、校庭も人工芝。汚れを校舎内に持ち込みにくいことも後押しになって
いるそうです。
■“上履き”のメリットは「気持ちの切り替え」
ちなみに港区で唯一、一足制ではないのは「港区立青山小学校」。
1学年1クラスのみなので昇降口が混みあうことがないうえ、校長先生は“上履きのメリット”もあると話します。
可児亜希子校長:
「子どもは意外と、履物が変わると気持ちが変わる。しっかり履き替えることで気持ちを切り替えさせる」
■昔から「一足制」の神戸市で“上履き復活”なぜ?
上履きの歴史を振り返ってみると、創業当時足袋を製造していた『ムーンスター』が1950年代に上履きの型を生
み出し全国に普及していったと言われています。
そんな上履きですが、実はある地域ではあまり使われていませんでした。続きは→
https://news.yahoo.co.jp/articles/6db36f563ae90f6f4e096...
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