「カスハラする人」最多の年齢層は?
アフターコールナビは1月9日、「カスタマーハラスメントの要求の対応」に関する調査の結果を発表した。
調査は2024年12月19日~12月22日、自社でカスタマーハラスメントを受けた(または報告を受けた)ことがある
経営者1,024人を対象にインターネットで行われた。
「カスタマーハラスメントを行った相手の年齢層はどれくらいでしたか?」と質問したところ、
40代(39.1%)が最も多く、50代(35.5%)30代(31.0%)が続いた。この年齢層が
社会的・経済的に重要な立場にある一方で、カスタマーハラスメントを行ってしまう傾向にあるようだ。
カスタマーハラスメントを受けた際の対応について
「部分的に応じた」「全面的に応じた」と回答した人に「カスタマーハラスメントで何を要求されましたか?
(複数回答可)」と質問したところ、金銭的補償(48.6%)が最も多く、公開での謝罪(35.5%)が続いた。
「土下座」を要求されたと回答した人に「土下座の後、追加で何か要求されましたか?(複数回答可)」
と質問したところ、謝罪文の提出(72.6%)が最も多く、商品・サービスの無償提供(50.4%)
金銭的補償(41.6%)が続いた。
「金銭的補償」を要求されたと回答した人に「要求された金額はどの程度でしたか?」と質問したところ、
10万円~15万円未満(22.7%)が最も多く、5万円~10万円未満(16.9%)1万円~5万円未満(13.0%)が続いた。
対応後、相手はどのような反応をしましたか?(複数回答可)と質問したところ、
不満を残して終了した(44.2%)が最も多く、納得して収束した(27.8%)さらなる要求をした(25.6%)が続いた。
さらなる要求の内容は何でしたか?(複数回答可)と質問したところ、
追加の商品・サービスの無償提供(46.6%)が最も多く、担当者の処分(42.0%)契約内容を超えた
過剰な要求(38.6%)が続いた。
約半数が追加の無償提供を要求された経験があることが明らかになった。他にも、担当者の処分を
求める要求が4割以上にのぼり、一部の顧客が企業側の譲歩を利用して不当な利益を得ようとしたり、
特定の個人を攻撃する傾向が見られる。
対応が完全に終結するまで、かかった総時間はどれくらいですか?
※最も長くかかった対応時間をお答えください」と質問したところ、
1時間~3時間未満(20.2%)が最も多く、30分~1時間未満(17.8%)3時間~6時間未満(11.8%)が続いた。
短時間で終わらないケースも多く、こうした対応の長時間化が企業の負担となっていることがうかがえる。
https://news.mynavi.jp/article/20250109-3103364...
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