「ファミチキ」で子どもたちに笑顔
狭山市小中学校の給食に無償提供 食材高騰で地域支援にも
ファミリーマートの定番商品「ファミチキ」が、埼玉県狭山市内の公立小中学校23校で提供された。
同社として初の試み。12月19~20日の2日間で約1万500個を無償提供。20日取材に応じた
狭山市立入間川小学校では「この日を心待ちにしていた子どもも多かった」。
給食の時間、教室は「ファミチキ」を食べる子どもたちの笑顔と歓声に包まれた。
狭山市とは1973年にファミリーマート1号店(西友で小型店の実験第一号店)が開店した縁がある。
今回の企画について、草間浩昭執行役員地域代表(首都圏)は「23年に『ファミチキ』が
累計販売数20憶食を突破した記念として、当社が注力する地域貢献活動と結びつける形で発想した。
ファミリーマートを長くご愛顧いただいてる狭山市に少しでも恩返しできれば」と話す。
狭山市の市制施行70周年のタイミングとも合致した。
多くの子どもたちは給食の献立表が配られた月初から「ファミチキ」が食べられる日を待ちわびていたという。
当日は「ジューシーで本当においしい」「初めて食べられて嬉しい」などの感想が聞かれた。
一通り食べ終わった後、納品数の関係で残っていた「ファミチキ」をめぐり、15人によるじゃんけん
争奪戦を繰り広げるクラスもあった。
近年の食材費高騰で市や学校側は献立作りに頭を悩ませているという。
小谷野剛狭山市長は「管理栄養士の方が大変ご苦労されている。そうした中で『ファミチキ』を
ご提供いただき給食に彩りを添えていただいた。何より子どもたちが物凄く喜んでいた」と
感謝の言葉を寄せる。
https://shokuhin.net/112747/2024/12/21/ryutu/kouri...cvs/
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