「閉店」相次ぐ百貨店 生き残るカギは『脱百貨店』か...
館内に図書館や水族館が入る店舗!?新しいカタチが続々登場
かつては「小売りの王様」とも言われた百貨店。しかし今、
ネット通販の広がりやコロナ禍などの影響によって全国で
閉店が相次いでいます。そうした中、生き残りをかけて
「変貌」を遂げる店舗も。
全国の百貨店数は、減少傾向にあります。日本百貨店協会の
調べによりますと、2008年には280ありましたが、
2024年には178にまで減っています。
その背景には郊外型の大規模ショッピングセンターの増加や
インターネットショッピングの台頭があるということです。
図書館、水族館、ホテル…生き残るには“脱百貨店”!?
神戸市にある大丸須磨店では、4階に市立図書館を誘致しました。
本が充実しているのはもちろん、若者向けの雑誌や新聞もそろっています。
大丸須磨店の担当者によりますと、これまで百貨店に来なかった
高校生や大学生が4階の図書館に訪れ、その帰りに店舗に立ち寄る
ことが期待できるということです。
また、松坂屋静岡店では2022年、なんと7階をすべて水族館として
リニューアルしました。約150種の海の生き物が展示され、若い
ファミリー層に人気だということで、活気ある百貨店に変わりつつあります。
百貨店の「友の会」が再び脚光を浴びています。
友の会とは、例えば毎月1万円を積み立てると1年後にはボーナスとして
13万円分のお買い物券が得られるといったもので、各社が実施しています。
従来の魅力もキープしつつ、新たな展開もしている百貨店。
今後の進化に注目です。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/160186...
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