「スーツ離れ」はもう止まらない


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001 2024/07/04(木) 19:51:03 ID:JQnBlYFr3o
ビジネス服のカジュアル化で、紳士服大手が業績悪化に苦しんでいる。ライターの南充浩さんは「オーダースーツなど一部で『復調』というジャンルもあるが、
大手は軒並みコロナ前の業績に届いていない。紳士服業界は根本的な構造転換を迫られることになりそうだ」という――。

■カジュアル化が進んでスーツ業界は大苦戦

今年もまたクールビズの季節が始まりました。2005年にクールビズが導入されてから、この20年間で、夏に限らず通期で男性のビジネスにおける服装は
圧倒的にカジュアル化が進みました。さらに、2020年春からのコロナ禍によるリモートワークの普及がさらにカジュアル化に拍車をかけたといえます。

ビジネス時におけるドレスコードは、三十数年前に私が社会人デビューしたころと比べて格段にゆるくなっています。当時男性社員は真夏でもスーツの
上着着用でネクタイを締めることが義務付けられていました。

半袖のシャツを着ることは禁止されていませんでしたが、どこの社内にも「本格派」のオジサンが何人かおられて「スーツの下に着るシャツは長袖に限る」
という固い信念をお持ちでした。信念をご自身にだけ適応されるのは全く構わないのですが、中にはその信念を他人に押し付けてくる困ったおじさんもおられました。
懐かしい話です。

現在、銀行員などの堅い職業でも真夏はジャケット無しの半袖シャツ1枚が普通になっており、あの頃と比べると全く別世界のようです。
https://news.livedoor.com/article/detail/26726365...

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018 2024/07/06(土) 12:52:57 ID:x8zMgWmRH.
「実は、日本が高度経済成長期に突入するころまでの、1930~50年代のビジネスマンは、
みんな行きつけのテーラーを持っていたんですよ。

つまりその時代はみんなパーソナルスタイリストが付いていたので当然おしゃれなんです。
ジャストサイズのスーツをみんなが着ていたわけですから。

でもそこから、オフィスワーカーが増えると同時に吊るしのスーツが市場にたくさん出てきて、
それを売る側もたくさん売らなければならない時代になった。

そこで、ちょっと大きいものを売ればクレームが来ない、返品が減るという事情もあったんでしょうね。
そのころから、街にはサイズの合っていない大きめのスーツを着たビジネスマンが溢れるようになったわけです」

―― それが影響してなのか、今の若い世代は大人のスーツスタイルに対してネガティブなイメージを
持っている人が多いような気がします。

「そうなんです。いつのころからか、いつしかサラリーマンは“ドブネズミ色のスーツを着ている”
という言われ方をされるようになったんです」

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