創業59年の漬物店が食衛法改正で閉店


▼ページ最下部
001 2024/06/05(水) 21:20:38 ID:wuM9joi6/Y
創業59年、地元に愛された漬物店が食衛法改正で閉店
「お客に悪い。どう言うても、しょうがないよのう」
https://www.fnn.jp/articles/-/70949...

6月から始まった食品衛生法の改正で、昔ながらの手作りの漬物を提供する
生産者の多くが姿を消した。惜しまれつつ、店を閉じる決断をした広島・
廿日市市の高齢夫婦。最後の漬け込み作業に何を思ったのだろうか。

廿日市市の広島電鉄宮島線沿いにある山田漬物店。59年間、夫婦2人が二人三脚で営んできた。
昭和のガラス戸が連なり、その上を薄緑色のテントが覆う店構え。地域で長く愛されてきた
年月がにじみ出ている。「本当なら90歳くらいまでやりたかった」そう話すのは妻・美智子さん(87)
となりで笑っているのが夫・山田英義さん(88)だ。「僕のほうはええわ。どうでもええ」

食品衛生法の改正に伴って、6月1日から漬物製造業に営業許可が必要になり、
手洗い場や冷蔵庫の設置といった衛生面の基準が設けられたのだ。
県内各地の道の駅などに商品を出荷する人が対応を迫られる一方、
山田さん夫婦は店を閉じることを決めた。

英義さんは16歳から広島市内の漬物店で修行し、1965年に独立してからも一貫して
昔ながらの製法と道具を守ってきた。名産の広島菜漬けを全国に手広く出荷していた
時期もあったという。59年もの間、手作りで漬物を製造してきた山田漬物店だが、
5月中旬、保健所の検査で「営業許可はおろせない」と通知を受けた。夫婦の年齢や
少なくとも数百万円はかかる設備費用を考えると、閉店するほかなかった。
5月27日が最後の販売になった。

地元の常連客も複雑な思いだ。
「スーパーでは売っていないような味です。仕方ないですよね。ルールですから…」
「おいしいものがなくなっていくのがね。もうちょっと方法はないんかなと思ってね」

最後の白菜漬けは、数時間であっという間に売り切れた。空っぽになった樽をのぞき、
「みてた」と英義さん。「なくなった」を意味する広島弁である。達成感とも寂しさとも
聞こえる一言だった。「ありがたいことじゃと思いますよ。長いことお世話になってね」
英義さんがそう言うと、美智子さんは「涙が出る…」と鼻をすすった。英義さんはただ
黙ってほほ笑んでいた。

食品衛生法の改正で「手作りの味」は岐路に立たされている。

返信する

※省略されてます すべて表示...
027 2024/06/18(火) 21:29:15 ID:IzZXJ/rD/k
なら小料理店なんか
自家製梅干しがウリだったり
料理なんかほとんど自家製でしょ
漬物ダメなら火を通さない料理もダメそうじゃん

返信する


▲ページ最上部

ログサイズ:12 KB 有効レス数:27 削除レス数:0





ニュース二面掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

スレッドタイトル:創業59年の漬物店が食衛法改正で閉店

レス投稿

未ログイン (ログイン

↑画像ファイル(jpg,gif,png)