結婚相手との出会いにもつながる「マッチングアプリ」にまつわる食い逃げ被害が、SNS上で話題になっている。被害に
遭ったのは、北海道在住でホテルのコンシュルジュをしている女性(25)。3月上旬、アプリで出会った男性と初デート
で居酒屋へ行った時のこと。相手男性が「トイレに行ってくる」と言ったまま30分以上戻ってこず、お店の店員に「お
連れ様は帰りましたよ」と告げられたという。同様の被害はよくあるようで―。
■思わず趣味の投資に熱が入り…
マッチングアプリで人と会うのが初めてというX名・みくなさん(@ven1111111
)。ハイボールで乾杯。趣味を聞かれ、
「野球観戦と投資です」と答えると、相手が「僕もオルカン積み立てています」と話題に乗ってくれたため、思わず投資
へのギアが入った。
「オルカンと比べてSP500がーとか、NASDAQがーとか、日本株は三菱UFJがーとか、三菱商事がーとか、SBIがーとか、
日本製鉄がーとか…勢いよく説明しちゃったんです」。相手がもっと教えてほしいと言ったため、「高配当がーとか、成
長株がーとか…」と重ねた。すると、トイレに行ってしまったという。居酒屋に入って30 分が経った頃だった。
約1時間後、店員に相手が帰ったことを告げられると、「よく聞くやつじゃん、と思いました」とみくなさん。あえて投
資の話をしたのは、相手のプロフィール欄に「NISA」と記載があったためだった。「1聞かれたら10答えるタイプなの
で、結果的に捲し立てるような状況になってしまったとも思います。でも、自分の飲食代を払わないことや後から連絡し
ないことは社会人として最低な行為です」と話す。
翌日はアプリで別の人と会ったが、教訓を生かして投資の話は封印。楽しい時間を過ごしたという。
◇
Xに投稿すると、反響は続々。同様の被害を受けた人もおり、「マッチングアプリで彼女をゲットした身ですが、経験上、
10人に1人が食い逃げタイプでした」「お店に入る前に用事思い出してほしいレベル」などの声が相次いだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/16d73823e6d83d7686015...
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