テレビから“消えた”シーン
昭和から平成初期は、テレビ全盛の時代だった。しかし、当時の常識が今の非常識になっている。
令和になってテレビでは見なくなったシーンは─。
「一番に思い浮かぶのはお色気ですね。具体的に言えば“女性のチクビ”でしょう」
そう説明するのは、テレビ朝日でニュース番組や情報番組などを手がけ、
現在はフリーのテレビプロデューサーとして活躍する鎮目博道氏だ。
「“チクビの力”は本当にすごかった。ポロリが出た瞬間、視聴率がドーンと跳ね上がる。
女性が水着で登場する水泳大会とか、ドラマに謎の入浴シーンがあったり。昭和のテレビ番組では、
必ずチクビを出す工夫をしていました」
エロから社会問題まで取り扱った『11PM』(日本テレビ系)や『トゥナイト』(テレビ朝日系)といった情報番組から、
セクシー番組『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)など、女性の胸が露出する深夜番組もあった。なぜ消えたのか。
「20世紀が終わるころから、だんだんとやりづらくなったんです。テレビ局へのクレームが増え、
時世の流れの中で“チクビは消さなきゃマズいんじゃないか”と、自主規制をしていったのだと思います。
最後までチクビを出せたのは、実はニュース番組なんですよ。海外の違法風俗の摘発映像を流したとき、
警察官と一緒にトップレスの女性がいて、そのまま流したのを覚えています。このときも、視聴率は伸びました」
https://news.livedoor.com/article/detail/25863566...
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