サンダルの甲部分にスマホをはさみ…元鑑識課巡査長 “子供騙し”の盗撮手口

9/30(土) 9:06配信
何回、パクられても懲りないようだ。香川県三豊市のスーパーマーケットで買い物客の女性のスカートの中をスマホで盗撮した
として、元香川県警巡査長の農業、東川充容疑者（45）が27日、性的姿態撮影処罰法違反（撮影）の疑いで県警三豊署に再逮捕された。

8月22日、スーパーを訪れた東川容疑者は、氏名など不詳の女性に背後から近づき、スカートの中にスマホを差し入れて盗撮した疑い。
東川容疑者は8月27日にも、同じスーパーで37歳の女性のスカートに足を差し入れ、今月7日、県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕。
右足のサンダルの甲部分のベルトに、スマホをはさむ子どもダマシのような手口で、動画盗撮を繰り返していたようだ。

7日の事件発覚のきっかけは、被害者からの「盗撮された可能性がある」という相談だった。
「女性が買い物中、ふとしたタイミングで足元に目をやると、スカートの下に見ず知らずの男の右足が入っていた。相談を受けた捜査員が
店内の防犯カメラの映像などを確認し、捜査を進めたところ、浮上した人物にピンときた。彼らにとっては見覚えのある顔と名前だった。
自宅からは複数のスマホと女性の下着が写った大量の盗撮動画が見つかった。東川容疑者の自宅のある高松から三豊まで車で1時間以上
かかりますが、他の用事があったついでに立ち寄っていた。スーパーを狙ったのは女性客が多いからでしょう」（捜査事情通）

東川容疑者は鑑識課巡査長だった10年前にも、右足のサンダルの甲部分にスマホをはさみ、高松市内の
スーパーや雑貨店など9カ所で女性14人のスカートの中を盗撮し、有罪判決をくらっている。

■事件現場でスカート内撮影の過去も
「2012～14年、捜査で駆け付けた民家や事務所など4カ所で鑑識活動中、事件現場で履く『足カバー』に穴をあけてスマホを忍ばせ、
被害者や関係者から話を聞きながら、スカート内を盗撮していた。その後、警察施設内で女性警察官ら24人、勤務時間外にスーパーなどで
14人の女性を盗撮していた動画も見つかっています。当時は盗撮の罪状が県迷惑行為防止条例違反だったことから、事件現場や警察施設内の
犯行は、同条例で禁じた公共の場には当たらないと判断された。14年2月、停職3カ月の懲戒処分となり、依願退職しました」（捜査事情通）

14年3月、東川容疑者に懲役6月、執行猶予4年の有罪判決が下されたが、それでも「ビョーキ」は治らなかった。
直後の同年5月、またも高松市内の商業施設でスマホをはさんだサンダルを女性のスカートの下に差し入れ、現行犯逮捕。
執行猶予は取り消され、同年10月には懲役5月の実刑判決を言い渡された。

調べに対し、「盗撮をやめられなかった」という趣旨の供述をしているという。シャバに出てきて8年――。
紆余曲折の末心を入れ替え、人里離れた場所で農業に打ち込んでいたようたが、ビョーキが再発してしまった。

https://article.yahoo.co.jp/detail/b564e94f9c97d7b7d1bbf21...

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