「新鮮な魚が食べたかった」　直江津港で貨物船から漁具を仕掛け ヒラメやバイ貝、イカなど捕った中国人の船員を逮捕　《新潟》

上越海上保安署は９日午前、直江津港で網を設置しヒラメやバイ貝などを捕ったとして中国人の船員を逮捕しました。

逮捕されたのはパナマ船籍の貨物船の船員で中国人の男（４１）です。
上越海上保安署によりますと、男は鉄くずのスクラップを積むため直江津港に入港し着岸していた貨物船の船員です。

３月７日午後１時１５分頃、この船の右舷側から刺し網を海中に設置し、ヒラメなど６匹、バイ貝１個、イカ１杯の合
わせて２．０７キログラムを捕った疑いが持たれています。

船の右舷側に漁具が設置されていたため、上越海上保安署がこの船の船長に確認したところ、男が漁具を設置していた
ことがわかりました。

男は調べに対し「網は船に積まれてあった。新鮮な魚が食べたかった」と説明。漁具を設置したのは認めていますが
「直江津港で魚を捕ってはいけないことを知らなかった」と話しているということです。

貨物船には１１人の乗組員がいて、鉄くずのスクラップを積んだあと韓国へ向かう予定でした。

上越海上保安署は外国人漁業の規制に関する法律違反の疑いで調べを進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e177d0ce228e56f9ed3a...

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