イビツな柿が大量発生 宮城県南の干し柿産地…大半が廃棄 収量は例年の7割減に


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001 2022/11/21(月) 01:25:23 ID:Pn7mG3eybQ
宮城県南で生産される柿に異変が生じている。柿が丸くならず、9割がいびつな形になっている地区もある。はっきりした原因は分かっていないが、4月の発芽以降の気象条件が影響した可能性がある。昨年も凍霜の被害を受けた農家は2年連続の打撃に頭を痛めている。

《二つや三つに割れ》

「柿を栽培して40年になるが、これほどの変形被害は初めてだ」。丸森町耕野地区の八島哲郎さん(60)がつぶやく。実は多くが二つや三つに割れ、一部が突き出ているものもある。商品となるのは3000個ほど。例年の1割ほどに落ち込む。

白石市越河地区の大槻久雄さん(73)の柿も約7割が変形。例年なら変形柿は1000個に一つぐらいといい「味は変わらなくても皮をむくのに手間がかかる。干しても十分に乾燥せず、大半が廃棄処分となる」とうなだれる。

とりわけ被害が多いのが干し柿用の「蜂屋」という品種。県ころ柿出荷協同組合(白石市)によると、変形は白石、角田両市と蔵王町で収穫前の5割で確認。丸森町は9割が被害を受けた。組合で商品化できるのは例年の3割ほどにとどまるとみられる。

《春の寒暖差 影響か》

明確な原因は不明だが、可能性の一つとして気象条件を挙げる関係者が多い。

今年は4月中旬の発芽期から6月上旬の開花期にかけて高温だったり、1日の寒暖差が大きかったりした。白石地区では、1日の気温差が18度以上あった日が5月に4日あり、2021年の0日、20年の1日を上回った。

県園芸推進課は「発芽から開花という大事な時期にストレスを受け、正常な成長が妨げられた可能性がある」とみる。高温と気温差という二つの悪条件が重なった1990年、福島県でも蜂屋の変形柿が多く確認された。

https://kahoku.news/articles/20221118khn000044.htm...

農林水産省東北農政局によると、同様の被害は宮城、山形の両県でも確認され、情報収集を進めている。県園芸課によると、実が変形した理由は分かっていないが、発芽期から開花期に当たる4月中旬~6月上旬の気温が影響している可能性があるという。寒暖差が大きかったり、気温が高かったりした日が多かったことがストレスになり、実の変形につながったとみられる。

県によると、1990(平成2)年にも発芽期から開花期にかけて高温の日が続き、同様の被害が確認されて収量が減った。その後は30年以上にわたり、目立った影響はなかったため、原因究明は進んでいない。

https://www.minpo.jp/news/moredetail/2022111610246...

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