乗務前に呼気から基準値以上のアルコールを検出したとして、
大阪府高槻市が市営バスの男性運転手を懲戒処分にしたことが波紋を広げている。
運転手は「蒸しパンを食べた」と話しており、パンに含まれるアルコール分が反応した可能性。
事業者や専門家によると他のパンやぬかみそ、キムチ、栄養ドリンクなどでも検出されたケースがある。
大手パンメーカー「敷島製パン」(名古屋市)によると、
イーストが糖分を分解する発酵過程でアルコールが発生するため、
パンを食べた直後に微量のアルコール分が検出されることがあるという。
事故調査に詳しい「日本交通事故調査機構」(仙台市)の佐々木尋貴(ひろき)代表は
「ぬかみそやレーズンなどアルコールを含む食品を食べると歯の間に挟まるなどして、
食べてから数時間後でも微量のアルコールが検出されることがある。
検査は体内の呼気を調べるものなので、正確に検査するためにも
うがいや歯磨きで口の中をきれいにしてから検査を受けることが望ましい」
と話す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51e4b38638c76a376c42f...
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