海上保安庁は3月から、北海道から九州に配備している大型巡視船12隻で、米宇宙企業スペースXの衛星通信網「スターリンク」による高速通信の利用を始めた。従来の衛星回線と併用して通信機能を強化するとともに、乗組員に高速インターネット環境を提供し、人材確保につなげる。遅くとも2032年度までに約90隻の大型巡視船・測量船全てに、他社製を含む同様の通信を導入する方針。
スターリンクは、高度約550キロの低軌道で多数の小型衛星を連携させ、山間部や遠洋を含む領域で高速通信を提供する。このシステムは「衛星コンステレーション(星座)」と呼ばれ、ウクライナ軍もロシアによる侵略直後からサービス提供を受けている。
海保は、高度3万6000キロの静止衛星を通じた回線や無線通信を巡視船の運用に活用してきた。ただ、各国の衛星攻撃能力が向上する中、有事の際に電波妨害や衛星破壊といった攻撃を受け、衛星通信が機能停止するリスクも指摘されている。
衛星コンステレーションは多数の衛星を運用するため、複数基が攻撃されても残る衛星でシステムを維持できる。海保は静止衛星回線と併用することで、有事も見据えた情報通信システムの 強靱 化を見込む。
海保は高速通信の導入を職場環境の改善と人材確保策にも位置づける。沖縄・尖閣諸島などの領海警備や海外派遣の任務は10日間以上に及ぶこともあるが、乗組員はこれまで、文字のみの電子メールの送受信に限ってネット接続が認められていた。
スターリンクを導入した船では、数十人が乗り組む大型船1隻あたり最大で月1テラ・バイトまで高速通信が利用できる。長期の遠洋航海中でも私有のスマートフォンやタブレット端末でSNSへの接続や動画通話・視聴が可能になった。
利用にあたり、▽勤務時間外に限る▽位置情報をオフにする▽業務情報の扱いにいっそう注意する――などのルールの徹底を図った。海保幹部は「18歳人口が減少する中、常時ネット接続が当たり前でSNSなどでの『つながり』を重視する世代の人材確保・離職防止に役立てたい」と期待する。
今月からヘリコプター搭載型巡視船「あきつしま」や練習船「いつくしま」など12隻で運用を開始した。25年度中にさらに十数隻増やす…以下ソース
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250325-OYT1T50061... 経営者(イーロン・マスク)があんな調子だと
対中共の、最も肝心な時に手のひらを返されるリスクあり
かといって、
かつて一世を風靡したホリエモンは口ばっかりで屁の役にも立たず
ロケットは一向に飛ばないし、インターネットもホームページ作成止まり(笑)
結局、日本は外国企業に頼らざるを得ない状況…orz
日本にイーロン・マスク並みの起業家は現れないのか
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