(中略)
また12月のケースでは海底の電力ケーブルの運営会社によりますと、ケーブルが損傷したのは現地時間25日の正午すぎだといいます。
AISのデータでは、25日にロシアの港を出たクック諸島籍のタンカーが、同じ日の正午ごろに時速20キロほどで海底の電力ケーブルが敷設された海域を横断するように航行していました。その1時間後に何らかの理由で時速1キロほどまでに急速に減速していました。
フィンランド当局はタンカーがいかりを下ろしたまま航行し、ケーブルを損傷させた
疑いがあるとみて捜査しています。これまでに付近の海底を捜索した結果、タンカーが航行していた航路沿いから長さ4メートルほど、重さおよそ11トンのいかりを回収したほか、海底には100キロメートルほどにわたっていかりを引きずったとみられる痕跡が残されていたと明らかにしました。
一方、タンカーの所有者の代理人の弁護士はNHKの取材に対して「損傷はフィンランドの領海外で起きたもので、フィンランド当局に捜査の管轄権はない」としています。
●ロシアによる「ハイブリッド攻撃」か
こうした中、NATOは、さまざまな非軍事的な手段も使って地域を混乱させる「ハイブリッド攻撃」がロシアによって仕掛けられている可能性があるとして、海域での船のパトロールを強化しています。
NATOによりますと「ハイブリッド攻撃」には、破壊工作、サイバー攻撃、偽情報の拡散、不自然な移民の増加なども含まれているとしています。
事前に察知したり、防いだりするのは難しいのが特徴で、NATOは2025年6月の首脳会議に合わせてハイブリッド攻撃に備えた新たな戦略をとりまとめる方針です。
ロシアによる「ハイブリッド攻撃」か
こうした中、NATOは、さまざまな非軍事的な手段も使って地域を混乱させる「ハイブリッド攻撃」がロシアによって仕掛けられている可能性があるとして、海域での船のパトロールを強化しています。
NATOによりますと「ハイブリッド攻撃」には、破壊工作、サイバー攻撃、偽情報の拡散、不自然な移民の増加なども含まれているとしています。
事前に察知したり、防いだりするのは難しいのが特徴で、NATOは2025年6月の首脳会議に合わせてハイブリッド攻撃に備えた新たな戦略をとりまとめる方針です。
全文はソースで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250112/k1001469143...
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