■<合同捜査本部150人の他、機動隊がバス135台、隊員2700人を投入し不測の事態に備える>
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対して、内乱を首謀した容疑の逮捕状が12月31日に出されたが、3日午前8時すぎ、
警察非常戒厳特別捜査団と高位公職者犯罪捜査庁(以下、公捜庁)は、ソウル市内にある大統領公邸で令状の執行に乗り出した。
約150人の捜査官が投入されたことが確認された。聯合ニュース、YTN、MBCなど韓国メディアが一斉に報じている。
■10時30分、警備の軍部隊を突破するも警護庁長「捜査許可しない」
ユン大統領に対する逮捕令状の執行に乗り出した公捜庁と警察庁の合同捜査本部が警護庁長にユン大統領に対する逮捕令状を提示し、協力を要請した。
しかし、警護庁長は「捜索不可」という立場を崩しておらず、対峙が続く見通しだ。
合同捜査本部は3日「警護庁長に逮捕令状を提示し協力を要請しているが、警護庁長が警護法と警護区域の理由で捜索不許可の立場を守っている」と明らかにした。
合同捜査本部は、第1次(公邸正門)、第2次(軍部隊)の阻止線を突破し、官邸のすぐ前の警護部隊と対峙している。(途中略)
■9時、敷地内には入ったものの建物内には警護の軍部隊により入れず
警察と公捜庁が構成した合同捜査本部は3日午前、ソウル龍山区漢南洞(ヨンサング·ハンナムドン)の大統領官邸に逮捕令状を執行するため、
公捜庁30人と警察120人の計150人を投入したと発表した。
このうち、官邸の境内に進入した捜査官は、公捜庁30人と警察50人の計80人だと、捜査本部は明らかにしている。
ただ、官邸の境内に進入した捜査官らは、警護の軍部隊と対峙して内部に入ることができずにいる。
捜査本部の関係者は「現在、首都防衛司令部と推定される軍部隊が捜査官の逮捕令状執行を阻んでいる」と話した。
これは現在、公邸の警備を担当している陸軍の55警備団と推定される。
大統領警護庁ではない一般兵士が逮捕令状の執行阻止に動員されたもようだ。(以下略)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2025/01/531180.p... 情報は随時更新するそうです
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