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■「もしかしたら私は有名になれるんじゃないか
過去、飲食店で露出行為を行なったいた20代のインフルエンサーのAさんは話す。
「去年の7月頃、インフルエンサーの女性が飲食店でセクシーな投稿をしていたのを見て、これはバズるかも……と思い、
東京都内のお蕎麦屋さんで着ていたTシャツを少しだけ下げて、谷間を見せた写真を撮ったんです。
これをSNSに上げたら、普段の投稿のインプレッション数は500くらいだったのに、なんと100万を超えて大バズりしたんです。
たくさん“イイね”がついたので、この投稿を続けたら、もしかしたら私は有名になれるんじゃないかって……」
これに味をしめたAさんは、都内のインドカレー店、和食の居酒屋やサラリーマンに人気のビジネス街の定食の店など、さまざまなお店で同じようにセクシー系の写真を撮影したそうだ。
「当時は、何でもいいからバズりたいしフォロワーを増やしたい! と思っていて、とにかく必死でした。
セクシーな画像を投稿するたび、どんどんインプレッションやフォロワー数が増えていき、《今日もかわいいね!もっと見たいな!》
《もう少し、ニットを下げて胸を見せて》って、ファンからコメントがくることも嬉しかったんです」
しかし、そんなAさんも、あることがきっかけとなりその投稿をやめたのだという。
「私の場合は、下着やバストを丸見せするのではなく、着ていたニットの胸元を下げて谷間を見せるくらいだったので、自分の中では大丈夫かなという気持ちもあったんですが……。
今から数か月前、中華料理店の女性スタッフさんに撮影していることがバレてしまい、“ちょっとあんた!!何してるの!!”って、ものすごい剣幕で怒られて、そこのお店を出禁になってしまったんです。
それを受け、これはいけないことなんだと初めて気づき、アップしていたきわどい投稿も削除しました。
脱いではいないとはいえ、周りの方を不快にさせてしまったことには変わりないので、とても反省しています。
今回のしゃぶしゃぶ店での炎上騒動は、こうした投稿でインプレッション数を稼いでいたインフルエンサーにとって、良いクスリになったんじゃないかな、とも思っています……」(前出のAさん)
フォロワー数を増やしたい、フォロワーから注目を浴びたい、そんな承認欲求を満たすためもあったであろうインフルエンサーたちの過激な投稿は、刑事罰的には公然わいせつ罪に該当すると見られる。
店側からの営業妨害による損害賠償請求もあり得るといい、軽い気持ちで行なう行為で人生が台無しになってしまう可能性も
――社会的にも、決して許されない行為であることは間違いない。
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