◆韓国で「反日」が再び勢い、日韓関係を暗転させる「政権交代」という時限爆弾
韓国でまたもや反日が勢いづいてきた。
尹錫悦政権発足以来、一気に雪解けが進んだように思われてきた日韓関係だが、それは見掛けに過ぎなかったらしい。
ここにきて反日が勢いづいている背景には、尹大統領の不人気がある。
今年4月に行われた国会議員選挙で与党・国民の党が大敗して以降、大統領支持率は30%前後と低迷を続けている。
韓国調査会社リアルメーターが発表した直近のデータでは29.6%で、政権発足以来ワースト2の状況だ。
そうしたなか、野党は尹政権に対する批判のボルテージを上げ続けている。
特に最近、尹政権や与党の政策を「親日」だと糾弾する声が最大野党・共に民主党から続々とあがっている。
韓国での「親日批判」はこれまでも繰り返されており、決して珍しいものではない。
一般的に韓国社会における「親日」とは、戦前に日本が統治していた時代に日本に協力する言動をした人たちを指す言葉だ。
特に、政治家の間ではそれ以外の文脈で使われることはなかった。
日本に強硬的な態度をとり続けた文在寅前大統領が在任中に掲げた「親日清算」もそうだった。
そして、韓国で偉人として名を残している人物について、併合時代に日本に協力した記録を探し出す運動が韓国全土で展開された。
たとえば、2018年には東亜日報や高麗大学を創設した金性洙(キム・ソンジュ)を親日派として批判する運動がおこった。
もちろん本人は他界しているのだが、銅像撤去を学生が要求する事態になり社会を賑わせた。つまり「親日」とレッテルが貼られると、半ば“罪人扱い”されてしまうのだ。
ところが最近は、現在の日本政府に歩み寄るような歴史観をにじませる言動をしただけでも「親日」と指摘されるほど、反日が勢いづいている。
以下記事で
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E9%9F%93%...
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