警察は事件当日に現場近くで少年を発見し、包丁1本を持っていたとして銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕していました。包丁には、微量の血がついていたということです。
その後の捜査関係者への取材で、現場近くのコンビニエンスストアの店内の防犯カメラに2人が口論している姿が映っていたことが新たに分かっています。
警察は、3人の間で交際をめぐる何らかのトラブルがあったとみて調べています。
少年と少女は同じ高校に通う1年生です。事件当日に男性の殺害を計画し「当日、大分で包丁を購入した」と話しているということです。この日、2人はバスで福岡市にやってきたということです。
事件が起きたのは、6日午後9時すぎのJR博多駅の筑紫口にほど近い路上です。「男性がいきなり切られたと言っている」という通報がきっかけでした。
切りつけられた男性はすぐ近くのコンビニエンスストアに逃げ込み、当時、撮影された写真には血痕らしきものも見えます。目撃した人は「血だらけの人がうずくまっていた」と話していました。
男性は病院に搬送され、命に別条はないということです。
通報からおよそ35分後、警察は現場から150メートルほど離れた路上で、目撃情報に似た少年を発見しました。リュックサックの中から刃渡り16センチの包丁が見つかったことから、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕していました。
事件までの経緯を、警察は次のように説明しました。
少女と被害者の男性は、SNSを通じて2023年秋ごろから交際を始めたといいます。男性は2023年11月に千葉から大分を訪れ、少女に会いました。2人が会ったのは、この1回だけで、事件の日が2回目でした。
少女は2024年1月にはすでに男性と別れていたという認識ですが、男性は今も交際しているという認識だといいます。
少女は2024年5月から、同じ高校に通う少年と交際を始めました。8月5日から6日にかけて、少女が男性に悩みを相談していたところ、男性は少女が自殺するかもしれないと思い、6日の事件当日、急きょ、飛行機で千葉から福岡にやってきたといいます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ae1d35b659fe91e8e28d...
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