今、タコの値段が上がっています。日本のソウルフード「タコ焼き」や、お寿司を扱う店舗の苦悩を取材しました。
“庶民の味”が高級食材に変わってしまうのでしょうか。
貿易統計から算出すると、輸入タコの価格が高騰しているということです。
1キロあたりの価格が2013年は601円でしたが、2024年(1月~4月)は1453円と倍以上になっています。
スーパーで売られているタコに「モーリタニア産」と書かれているのを見かけたことはないでしょうか。
輸入されているタコの3分の1は「モーリタニア産」だということです。(一部略)
海外からタコを輸入している水産会社「津久勝」によると、円安や燃料費の高騰も影響してタコの価格が高騰しているということです。
イスラエル情勢もあり、スエズ運河が通れないため遠回りしなくてはならないので、距離も時間もかかることでより価格が高くなっているということです。(一部略)
■海外でタコの需要増、日本が“買い負け”、「たこ焼き」どうなる
水産会社「津久勝」の津久浦裕之社長は、「海外でタコの需要が増えており、日本は“買い負け”している」としています。
欧米でタコは、「デビルフィッシュ(悪魔の魚)」といわれていて、食べる習慣はありませんでした。
大阪のたこ焼き屋さんで取材してみると、フランスから来た観光客がたこ焼きを食べて、「初めてタコを食べたけど、とっても美味しい!」と話していました。
「津久勝」の津久浦社長によると、今、アメリカなどでもタコの需要が増えているそうです。
アメリカにはたこ焼きの専門店があったり、スーパーでも販売されたりしているようですし、
「タコ足ホットドック」も人気だということです。(以下略)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/123236...
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