国の重要文化財に指定されている北九州市門司区の「部埼(へさき)灯台」のガラス7枚に、クモの巣状のひびが入っているのが見つかりました。警察は何者かが故意に傷つけた可能性もあるとみて捜査しています。
7枚のガラスにひび 九州最古の国重要文化財の灯台
若松康志記者「関門海峡を臨む部埼灯台です。上を見てみますとガラスにヒビがはいっているのが確認できます」
門司海上保安部によりますと、4月14日、北九州市門司区にある部埼灯台で海上保安部の職員が灯台の上部にあるガラスが割れているのを見つけました。灯台に設置されている三角形のガラス24枚のうち7枚に、クモの巣状のひびが入っていて、付近には複数の石が落ちていたということです。
部埼灯台は高さ10メートルの石造りの灯台で、「日本の灯台の父」とされるイギリス人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンが設計し、1872年(明治5年)に初めて点灯。九州で最も古い現役の灯台で2020年に国の重要文化財に指定されています。
これまで灯台のガラスが強風など自然現象の影響で割れた事例はなく、警察は何者かが故意につけた可能性もあるとみて文化財保護法違反の疑いで捜査しています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkb/1172477?display=... 4歳の女の子に声かけ連れ去った疑いで33歳の男逮捕 北九州
4月13日、北九州市門司区で4歳の女の子に声をかけて連れ去ったとして33歳の男の容疑者が未成年者誘拐の疑いで逮捕されました。
女の子にけがはなく、7歳の姉が捜し出して自宅に連れて帰ったということです。
逮捕されたのは門司区高砂町の無職、安永武生容疑者(33)です。
警察によりますと4月13日の午後、門司区の路上で、遊んでいた4歳の女の子に「おれの家に行こう」と声をかけ、抱きかかえて自宅のアパートの部屋に連れ去ったとして未成年者誘拐の疑いが持たれています。
女の子と容疑者は面識がなく、声をかけられた時に一緒にいた7歳の姉が捜し出して午後5時ごろ、自宅に連れて帰ったということです。
女の子にけがはありませんでした。
母親からの被害届けを受けて、警察が付近の防犯カメラを調べるなどして捜査を進め、25日朝に逮捕しました。
調べに対し容疑者は、連れ去ったことを認めたうえで、「話し合って決めた。遊びたかった」と供述しているということです。
返信する