北京モーターショー開幕前の2024年4月16日に中国でホンダが発表していた「イエ」ブランド。
すでに中国では発表会が開催されたのだが、今回改めて北京モーターショー会場にも華々しく出展されていた。(中略)
ちなみにイエシリーズは今後中国で2027年までに6車種の投入を予定しているという。
■何が問題になったのか?
ホンダによれば、ブランド名となったイエは「明るく光り輝く」という意味を持つ。
イエシリーズのクルマを運転するすべての人が操る楽しさを通じて心の内に秘めた想いを解放し、各々の個性を明るく輝かせてほしい、という想いが込められているとのこと。
しかし、北京モーターショーが開幕してから改めてこの文字が主に中国国内のSNS上で大問題になっているというのだ。
現地の中国メディア関係者は次のように明かす。
「イエという1文字は『火』に中華を現す『華』を組み合わせた漢字です。
つまり、中国を燃やすといった意味に取られかねません。それを糾弾する声がネット上から巻き起こり、あっという間に大炎上しました。
以後、ホンダではあまりこの文字を積極的には表に出さなくなりました」
しかし、北京モーターショーが始まる9日前の現地メディアに対して発表会を行っているほど、イエブランドには異例ともいえる力の入れ具合だったように思えたが……。
「ホンダは現地に合弁企業の広州ホンダと東風ホンダを持っていますが、なぜこの文字を現地の中国人スタッフも抱えているホンダが出してしまったのか?
我々としても疑問を抱かざるを得ません。軽率でしたね」
新ブランドの門出からつまずいてしまったホンダ。
2027年度までに6車種の展開を予定しているイエの各モデルはどうなってしまうのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5292c51ad8d30f4fe7c5...
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