市場に出回った新基準バットに不適合製品混同発覚


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001 2024/04/18(木) 20:31:53 ID:oJTDU/j3zM
 日本高野連は18日、安全性を示す製品安全協会のSGマークの基準に適合しない新基準の低反発バットが市場に出回っていたことを明かした。

 今春から新基準の低反発バットが導入された中、XANAX、三共スポーツ、ハイゴールド、イソノ、ボルテカの5社の製品が不適合と判明。製品安全協会の菅寛隆氏は「全日本野球バット工業会から不適合バットが販売されているのではないかとの声が出た。適合検査を行ったときに不適合が判明した」と説明した。ブランド5社から委託製造していた株式会社SSプロダクトが、委託していた中国の工場で不適合製品が作られていた。

 打球部の肉厚は4ミリ必要であるとされる中、3.5ミリから3.6ミリと薄く作られていた。打球部の圧縮試験を行った時に1ミリ変位させるときの力が6000ニュートン以上であることが基準である中、不適合製品は5200ニュートンで変位。結果的に他のバットに比べて反発力が高くなっていたことが判明した。

 2022年9月の認証時には基準はクリアしていたが、23年9月の中国の工場で量産体制に入ってから仕様が異なっていた。製造した株式会社SSプロダクト・波多陽祐社長は「ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。工場側が品質管理を甘く見ていたところがあった。自主回収を迅速に行う。認証を得た後に工場側が違った解釈をしてしまった」と謝罪した。
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