2024年3月21日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、国連が発表した「世界幸福度報告」ランキングで
台湾がシンガポールに次いでアジアで幸福度の高い国・地域になったと報じた。
記事は、国連が20日に発表した「世界幸福度報告」ランキングで、フィンランドが7年連続で対象143カ国・地域中1位になり、
上位4カ国がいずれも北欧地域で占められる一方、米国やドイツはトップ20に入らなかったと伝えた。
その上で、ランキングが各国の国内総生産や寿命、市民の生活に対する満足度や社会環境などが指標となっているほか、
今年は特に各国・地域の年代別幸福度にフォーカスを当てた統計も発表されたと紹介している。
また、アジアではシンガポール(30位)で2年連続トップとなり、2位には台湾(31位)が入ったとした。
このほか日本は全体の51位、韓国は52位、中国は60位、香港は86位だったとした。
記事は、台湾の中でも特に30歳以下の若い層で幸福感が最も高くなっていることを指摘。
現地専門家の見解として「台湾社会には若者の選択を尊重する雰囲気があるほか、親の経済的な支援もあって若い人が幸福感を持っている。
一方で50歳以上の層は自分の生活を維持するだけでなく子どもの援助も行わなければならないため、経済的な重圧が大きい」と分析したことを伝えた。
また、昨年より全体の順位を5つ落としたもののアジアトップを守ったシンガポールについては、
1人当たりGDPや寿命、政府の清廉度といった点でポイントが高かったと紹介。
現地メディアの分析によると、同国の幸福感は若者と年配者で高く、
生活や仕事のストレスが大きい中年層で最も低いという「U」字型を呈しているとした。
https://www.recordchina.co.jp/b930629-s25-c30-d0193.htm...
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