【北京共同】在日本中国大使館は13日、中国の原発の排水に含まれる放射性物質トリチウムの量が東京電力福島第1原発処理水の年間放出計画量の上限を超えていたとの報道に反論する報道官談話を発表した。
中国の原発の放出量は規定値を下回っているとし「溶融した炉心に触れた福島核汚染水とは本質的に異なる」と主張した。
中国の公式資料によると2022年に中国の原発から放出された排水に含まれるトリチウム量は、観測地点19カ所のうち7割以上で処理水放出計画の年間上限量を超えていた。
共同通信が9日報じた。談話は報道が「世論を間違った方向に向かわせる」と批判した。
https://www.daily.co.jp/society/science/2024/03/13/001... ◇◇◇◇◇◇ 問題の暴露報道 ◇◇◇◇◇
中国原発のトリチウムが上限超え 福島第1処理水の最大9倍
【北京共同】中国の原発が2022年に放出した排水に含まれる放射性物質トリチウムの量が、東京電力福島第1原発処理水の年間放出計画量の上限と比べて最大9倍に上ることが9日、
中国の公式資料で明らかになった。
処理水を「核汚染水」と呼んで海洋放出を非難する中国が相当量のトリチウムを放出してきたことが改めて浮き彫りになった。
中国は処理水には他の放射性物質も含まれるとして海洋放出に反対する立場を崩さず、日本と主張が平行線をたどっている。
中国による日本産水産物の禁輸といった問題解決は困難な情勢だ。
公式資料は23年版の原子力専門書「中国核能年鑑」。22年の原発の運用状況や安全性のデータが記録されている。
13原発計19カ所の観測地点で放射性物質を調べたところ7割以上に当たる15カ所の排水に含まれるトリチウムの量が、
福島第1原発から放出が計画されるトリチウムの年間上限量の22兆ベクレルを超えていた。
浙江省に立地する秦山原発が22年に放出したトリチウム量は202兆ベクレルと、処理水上限の9.1倍だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/664b38ad7ecb422e0f856...
返信する