3月4日、日本維新の会の国会議員ら42名が、大阪万博の工事現場を視察した。
維新の馬場伸幸代表は視察後、「完成して子供たちが来てくれれば、将来に対する夢や希望を持って、ワクワク・ドキドキしてもらえると実感した」と満足そうな笑顔。
さらに「大人のみなさんは、いろいろな国々とのビジネスマッチングの期待感が盛り上がってくるのでは」とも語った。
視察中、気になる「トイレ問題」について、記者団から質問が相次いだ。
というのも、下水の処理が追いつかず、万博会場のトイレが汲み取り式になるのではないかと言われているからだ。
発端は、3月3日、元参院議員の有田芳生氏が自身の「X」に
《大阪万博で2億円の公衆トイレ2箇所設置に呆れる。1日の来場者は想定16万人。トイレの下水処理能力は8万人。あとは汲み取りになるという》
とポストしたこと。すると翌4日、大阪府知事の吉村洋文氏がやはり自身の「X」で、
《万博トイレが2箇所だけ、1日入場者16万人中8万人分が汲み取りになるとかデマが流されているので、説明します。
万博トイレは全体で40箇所。1日最大22万人の来場想定し、1日最大1万1000立米の下水処理の必要想定。
これに対し、1日最大1万9000立米の下水整備を行います。汲み取りではなく、全て水洗です》
と反論していた。
「この日、馬場代表は記者から『トイレの一部が汲み取り式になるのでは』と聞かれると、『汲み取りのトイレが衛生上問題だとは思わない。
日本全国に汲み取りのトイレはたくさんある』と一部地域に配慮しました。給排水については今後も改善を重ねることを表明していました」(週刊誌記者)
だが、夢洲は埋め立ての人工島。現時点では、下水設備などはほとんど整備されていない。実際のところ、下水処理は万全なのだろうか。(以下略)
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