「ダウンタウン」の松本人志(60)が22日、「週刊文春」による一連の性加害疑惑報道をめぐり、発行元である文芸春秋社に対し、
名誉毀損による損害賠償と謝罪広告の掲載などを求めて東京地裁に提訴した。松本個人による提訴となり、請求額は約5億5000万円。
しかし「裁判の行方とは関係なく、テレビ局では、活動休止を宣言している松本離れが急速に加速する」というのは民放キー局編成関係者。
「文春サイドも『一連の報道には十分に自信を持っている』と第2、第3弾では新たな被害者女性らに松本から受けた性被害の実態を赤裸々に語らせています。
すでに7人もの被害者女性が現れた。裁判は確実に長期化するでしょう。仮に松本が裁判に勝ったとしても、慰謝料や損害賠償額は民法上の範囲内。
億単位の数字なんておそらくなりません。それ以上に、まずスポンサーが嫌がります」
◆浜田雅功にもパワハラ疑惑
テレビ局ではすでに“ポスト松本”を見据えた話し合いも行われているという。
今年こそ復活と大きな期待を寄せられていた大晦日の特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない」シリーズ(日本テレビ系)の関係者はこう話す。
「これで完全に打ち切りですよ。『ガキ使』の過去作はグループ会社のHuluで視聴できるが……。
新作は、ネットオリジナル番組だとしても、もう二度と作られることはないでしょう。
松本はこの番組の制作にもかかわっていますが、吉本興業の内部でも松本と対等に話が出来るスタッフが存在しないようです。
松本の真意を測れるものが誰もいない。『笑う大晦日シリーズ』の視聴率はいまひとつなので、今年は、本格的なテコ入れを検討していくことになると思います」
当然、同局で毎週日曜日に放送されている「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の扱いも微妙となるという。
「相方の浜田雅功が回していくと息巻いているが、ピンでそこまでの話芸があるかどうか。しかも、浜田自身も女性スキャンダルやパワハラ疑惑の噂が絶えない。
同番組も最近は視聴率が低迷し世帯視聴率は2~3%台。大晦日の『ガキ使SP』の可能性があったからダラダラと延命していたような番組。
年末の可能性がなくなった今すぐにでも打ち切りたいのが日テレの本音でしょう。
あと2本ある「水曜日のダウンタウン」(TBS系)、「ダウンタウンDX」(日テレ系)のコンビでのレギュラー番組、
そして松本ピンでの番組も、いずれ打ち切りの方向に舵を切ることになると思います」(前出の関係者)
テレビ界の松本離れは想像以上に加速しそうだ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/33514...
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