・宇宙飛行士が訴える“謎のニオイ”
宇宙開発における企業の役割が飛躍的に高まり、すでに民間人も資金さえあれば宇宙旅行を楽しめる時代が到来しているが、
一足先に地球から飛び出して船外活動にも従事した経験をもつ宇宙飛行士たちの間では、密かに奇妙な感想が囁かれているようだ。
英紙「DAILY STAR」をはじめとする複数の海外メディアが報じたところによると、宇宙飛行士たちは船外活動中に「ステーキの匂いがした」と語ることが多いという。
焼け焦げたケーキや火薬、さらに金属溶接時のニオイに喩える宇宙飛行士もいるようだが、そのほとんどが謎の香りについて「気に入った」と感想を述べている模様だ。
もちろん、そのニオイが何らかの異常に起因するものである場合は大事故につながりかねず、研究者らも原因について分析を行っている。
一説によると、太陽から降り注ぐ紫外線が国際宇宙ステーション(ISS)周囲に漂っている酸素と化学反応を起こしたり、はるか彼方の天体から発せられた可能性があるという。
しかし、NASAジョンソン宇宙センターのミッション・コントロール・センターで管制官を務めるミランダ・ネルソン氏は、どちらの説も圧倒的にデータが不足していると述べるなど、
現状では研究者間でも見解が一致せず、謎は未解決のままとなっているようだ。
・宇宙には間違いなく香りがある
天体物理学者のオフェク・バーンホルツ氏は、海外科学メディア「Live Science」に対して、
宇宙飛行士の全身は宇宙服で覆われていることから、宇宙空間を漂うニオイを直接吸い込んだ人はいないと指摘。
宇宙服そのものや機材が放つプラスチック臭ではないかと疑っているが、これまでに複数のミッションに従事したNASAのベテラン宇宙飛行士ドミニク・アントネリ氏のように
「宇宙には間違いなく他とは異なるニオイがある」と断言する宇宙飛行士も多いらしい。
宇宙飛行士ドナルド・ペティ氏もその一人で、NASAのブログで「重機を修理するため、溶接のバイトに精を出した大学時代の夏を思い出す。
溶接の煙が放つ甘い香り――それこそが宇宙の香りなのだ」と述べる。
まさに時空を超越して届いたようなニオイというわけか。いずれにしても、数々の宇宙飛行士が不思議なニオイを嗅いだと報告していることは紛れもない事実であり、
このことはあの野口聡一さんも著書『宇宙飛行士だから知っている すばらしき宇宙の図鑑』(KADOKAWA)ではっきりと語っているのだ。
・ニオイには重大な真実が隠れている
ちなみに、宇宙にまつわるニオイといえば、4年前にマサチューセッツ工科大学の研究者が「地球外生命が存在する天体では“腐った魚”のようなニオイがするはずだ」と提唱している。
また、地上に目を向ければUMAビッグフットと遭遇した人が「猛烈な悪臭を感じた」と語るケースがあったり、ジメジメしたカビ臭い環境で幽霊が出やすいという話もある等、
ミステリーやオカルト分野におけるニオイ問題はとりわけ重要なトピックと認識されている。(以下略)
https://web-mu.jp/paranormal/31363...
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