勤務校で女子生徒にキスをしたり体を触ったりしたとして、東京都教育委員会は6日、23区内の中学校に勤める男性主任教諭(39)を懲戒免職処分にしたと発表した。
都教委は同日、別の3人の中学校教諭も懲戒免職処分とした。
主任教諭は今年6月、女子生徒に不適切な行為をした。7月に学校が実施したアンケートで、複数の生徒が「不適切な行為を見た」と回答。
校長が聴取したところ、認めた。主任教諭に生徒と交際をしている認識はなかったといい、「謝罪と後悔の気持ちでいっぱい」と話したという。
また、23区内の別の中学校の男性主任教諭(33)は昨年6月と9月、勤務校で女子生徒のスカート内にスマートフォンを差し向け、下着などを盗撮した。
生徒が養護教諭に相談して発覚し、教諭は校長に付き添われて警視庁に出頭した。
教諭は都迷惑防止条例違反容疑で書類送検され、東京簡裁から罰金40万円の略式命令を受けた。
23区内の中学校の男性教諭(32)は昨年、勤務校の生徒の保護者とホテルで性行為をした。
都教委は、この3人について「生徒の人権に配慮する」として、教諭の氏名や学校名を公表していない。
北区立飛鳥中の男性教諭(35)は今年5月、通勤中の電車内で下半身を露出したとして、埼玉県警に公然わいせつ容疑で逮捕され、さいたま地検が不起訴処分(起訴猶予)とした。
都教委によると、今年度の教職員の懲戒免職処分は14件に上り、うち5件が児童生徒に対する性暴力だった。
担当者は「本当に遺憾だ。再発防止に努めるしかない」としている。
https://www.asahi.com/articles/ASRD65K4SRD6OXIE01G.h...
返信する